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農業をSFっぽくすると都市農業になる:2030年の「食と農」を考える―三菱総研の総合未来読本

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食と農に関する話題の最後は都市農業です。農業と聞くと田舎を連想するものですが、都市で農産物を生産するための色々な実験が行われています。ぼくはSFっぽくて都市農業がすごく好きなんです。紹介した本には載っていない番外編。

 

2030年の「食と農」を考える―三菱総研の総合未来読本 (フロネシス 2)

2030年の「食と農」を考える―三菱総研の総合未来読本 (フロネシス 2)

 

  ▼この記事はこんな人にオススメ

・小中高生や大学生

・SF好きの大人

・メカ好きな男子

 

↓前回:遺伝子組換え作物について考えてみよう

http://yasuyukiarakawa.hatenablog.com/entry/2013/09/12/205950

 

↓前々回:食料自給率や食料の移動距離について

http://yasuyukiarakawa.hatenablog.com/entry/2013/09/10/105042

 

 

▼都市農業ってどんな?

Urban AgricultureというワードでGoogleの画像検索してみましょう。すると、SF的農業の光景が表れます。日本ではあまり取り組まれていませんが、世界にはこんな取り組みをしている場所がたくさんあります。ビルの屋上、地下、建物の中と様々な場所に緑が茂っているのがわかります。日本でも植物工場というやり方が少しずつ取り入れられてきています。

 

Urban Agricultureのイメージが見られます↓

http://goo.gl/7V7yYL

 

 

▼都市農業はなぜ必要?

都市農業をやっている人たちは、なんでわざわざ田舎ではなく都市で農業をやろうとしているのでしょうか?理由をあげてみましょう。

 

①緑化による気温低下

都市には木などの植物が少なく、地面や建物のコンクリートが直接太陽光で暖められます。その結果として都市の気温が上昇し、それが多くのエネルギーをエアコンで消費することにつながります。

 

このような現象を妨げるために、植物が役に立ちます。植物は呼吸をしながら葉から水蒸気を出しています。この水蒸気が気温を下げる役割を果たすのです。何年か前に、日時を決めて皆で一緒に道に水をまいて気温を下げましょうというキャンペーンがあったと記憶していますが、植物がたくさんあったら自動的に打ち水をやってくれるのです。

 

 

②食料の移動にかかるエネルギーの削減

食料の移動にはエネルギーを必要とします。例えばアメリカなどは超大型のトラクターで野菜や果物を積んで大陸横断するようなケースもあるわけです。このような輸送にかかるエネルギーは大変なものになります。輸送の途中で商品が傷物になるリスクもあるでしょう。また、選別して箱詰めして、というコストもかかります。

 

このように、移動することそのものにかかるエネルギーコスト以外にも、さまざまな手間やエネルギーを使って、食べ物は遠くから届いているのです。このようなコストをかからなくするためのやり方の一つとして、都市農業が行われているようです。

 

 

③癒し効果や教育

環境の中に植物があることによって、気分が落ち着きます。目の前で野菜がなっていてそれを食べるというのは、普通の食事とは違った楽しみがあります。そのようにして植物に接することで気分が変わるという効果があるでしょう。また、食育という視点からも意味のあることになるでしょう。私のようなSF好きにとってはまた違う意味の楽しみになります。

 

 

▼都市農業の課題

都市農業は発展途上です。今後、都市農業が発展していくためにはどんな課題をクリアしていく必要があるのでしょうか。都市で農作物を生産するということは、当然人工的な環境を作ることになります。人工照明、温度管理、土壌管理、水の供給が必要です。また、これを制御するシステムも必要となります。

以下で都市農業のためのコスト削減という視点で考えてみましょう。

 

①人工照明:

消費電力の少ない人工照明を開発する。すでにLEDライトで植物に必要な波長の光を出せるものが出てきているようです。これよりもさらに効率のいい技術を新たに開発するか、LEDを改良していくということになるでしょう。

 

②温度管理:

温度をあげるときの消費エネルギーを抑えるためにどんなやり良いやり方があるのか、ちょっと調べが足りません。これから勉強します。

 

再生可能エネルギー

人工照明や温度管理技術革新に限度があるとしたら、再生可能エネルギーを開発するという手もあるでしょう。原子力電池は先日、実物をホリエモンが入手したとTwitterで見たのですが。他にも岡田斗司夫さんがマグネシウムを用いた再生可能エネルギーについて言及されています。賛否が別れる所だと思いますが、100年を単位とした長期的な人類の存続を考えると絶対に必要なオプションになると思います。

 

④管理システム:

個人的に考えている管理システムの有力候補はArduinoやRassberry Piという超小型、超ローコスト(3000円位)のパソコン/マイコンです。これを使って、安価に管理システムを構築できるのではないかと考えています。この管理システムを使って、証明や温度管理を自動的に行えるようになれば、個人の自宅でも一年中、植物栽培ができるようになるかもしれません。

 

個人的な取り組みとしては、まずプラレールをパソコンから操作するという地道なことから始める計画です。つかうプログラムソフトはScratch。このソフトなら小学生でもプログラムが組めるようになります。子どものパソコン教育と都市農業を合わせてやっていけないかなー、と試行錯誤している所です。Arduino、Rassberry Pi、Scratchは興味ある人は調べてください。

 

 

 

まだまだ書きたいことはあるのですが、こんなところで、ひとまず食料のテーマは一区切りです。いろんな実験ができる分野ですから、調べる、試す、をやってみてください。

 

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