今回は、身近なことなのに今まで考えたことのなかったことを考えて、頭の体操をしてみましょう。周りの人にやってもらうと、結構、ものの見方が変わるみたいです。
▼質問は全部で7つあります。あなたならどう考えるかメモしておいて、明日公開するぼくの考えと比較してみるのもおもしろいかもしれません。
正解はないです。ああだこうだと考えてみましょう。
Q1:
ハンディキャップ(障害)を持つ人とはどんな人のことでしょうか?具体的に例を挙げてください。
Q2:
今まで生きてきた中で、あなたは自分のことをハンディキャップ(障害)を持つ人だと思ったことはありますか?あるとしたらそれはどんな時ですか?また、そう考える理由はなんですか?
(すでに自分に障害があると分かっている人の場合。現在、自分が障害者ではないと思う場面はありますか?あるとしたらそれはどんな時ですか?また、そう考える理由はなんですか?)
Q3:
あなたには花粉症があるとします。
あなたは春先になると一日中くしゃみや目のかゆみが止まりません。そのせいで外出がおっくうで、夜はあまり眠れず勉強や仕事にも支障が出ています。あなたはハンディキャップ(障害)を持つ人なのでしょうか?また、そう考える理由はなんですか?
Q4:
口で話す言葉ではなく手話を話す聾の人(耳が聞こえない人)ばかりの場所に、普通に耳が聞こえるあなたがいるとします。あなたは手話を使えません。例えば聾学校に一人でボランティアに行ったような状況だとしましょう。
その場合、ハンディキャップ(障害)を持つ人とは耳が聞こえない人のことですか?それともあなたのことですか?また、そう考える理由はなんですか?
Q5:
あなたの車が壊れてしまいました。
そのため、あなたは行きたい場所に行けません。ちょうどその時、車椅子で生活している人が専用の車で、あなたが行きたいと思っていた所まで送ってくれました。この場合、ハンディキャップ(障害)を持つ人とは、あなたと車椅子の人のどちらですか?また、そう考える理由はなんですか?
Q6:
ここまでをふまえて、ハンディキャップ(障害)というものをどう考えれば良いと思いますか?説明してください。例文の「〜〜」の部分に言葉を入れるとやりやすいかもしれません。
今までは障害というものを〜〜と考えていた。
しかしこのように考えてみると障害とは〜〜のようにも思える。
Q7:
あなたが「ハンディキャップ(障害)を持つ人」になる場面があるとしたら、それはどんな場面ですか?また、そのように考える理由は何ですか?
(すでに自分に障害があると分かっている人の場合。あなたが「ハンディキャップ(障害)を持たない人」になる場面があるとしたら、それはどんな場面ですか?また、そのように考える理由は何ですか?)
今回は趣向を変えて、頭の体操をしてみました。
他人がどう考えるのかという参考の意味合いで、ぼくがそれぞれの質問に対してどう考えるのか書き出してみます。そして、話をまとめていきます。