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個性を自立力にするために興味を広げるべし

個性を自立力にするための子育てや教育のやり方について発信しています。発達障害の成人向けの話題も発信してます。クエストスクール代表荒川の個人ブログ

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ADHDってどんな?:あなたの発達度を測るための4つの質問【解説編②】

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前回は、①誰でも持っている性質が、②とても極端な形で、③長い時間に、表れたのが発達障害だということがわかりました。

今回はこのポイントを具体的に発達障害の特徴に当てはめて理解していきましょう。シリーズの最初から読んだ方が理解は進むと思います。↓

 

第1回 何?私も君も○○障害?:あなたの○○度を測るための4つの質問【質問編】
第2回 何?私も君も発達障害?:あなたの発達度を測るための4つの質問【解説編①】

 

 

▼Q2の解説:気付いたらスマホいじってないですか?

「Q2: どんな時にどの位、行動力が発揮されますか?」という質問はADHDの「いつの間にか動いてしまうこと」と「我慢することの難しさ」を合わせたものだと言えます。

 Q2の質問の最大値は「レベル10:どんなに頑張っても身体をじっとさせていることができない。身体が自分の意思とは関係なく動き続ける。気がついたら行動している。」というものでした。このような一見「え?こんなふうになることないし」と思うような行動も、けっこう誰でもやっていることがあるんです。


例えば、貧乏揺すりをする、唇を噛む、かさぶたや皮が剥けている所をいじる、手持ち無沙汰になるといつの間にかスマホを触っている、ペンをくるくる回したりカチカチやったりする、など。ついやってしまう、ということがないか振り返ってみてください。誰でも何かしらあると思います。

そして、このような誰にでもあることがものすごく極端に、長い時間起こってしまうのがADHDなのです。ADHD傾向の強い人ならば、例えば、相手が話し終わる前に話しを始める、生き急いでいると言われる位いろいろやる(←オレだw)、カッとして怒り出すことがよくある、とにかくウロウロする、その他にも落ち着きがないと言われるようなことをする、など。これを3つの条件に当てはめて分析すると以下のようになります。

①誰でも持っている性質(誰でも意識せずに身体のどこかを動かすことがある)が、
②とても極端な形で(どうやっても、やらないでいることができない)、
③長い時間(一日に数時間以上)、表れる。

現在障害だと見なされているADHDにも進化の過程で残ってくるだけの価値があるのですが、それはまたいずれ。悪いことばかりじゃないというのは覚えておいてください。


▼眠かったり疲れてると意志とは関係なく動けません
Q2の質問の最小値は「レベル1:やろうと思っても、まったく身体を動かすことができない。 自分の意思とは関係なく動かない」というものでした。これは最大値のときよりも心当たりがあるかもしれません。

例えば、眠いときに誰かに話しかけられてる気がしても反応できない、クタクタに疲れて動けない、というものがあります。眠気と疲労が強いとレベル1の状態を体験することもあるということです。

「まったく動けない」状態が極端に表れることがあるのは、うつ病です。うつ病の患者さんの中には何日も横になったまま、まったく起き上がれない、という人もいます。このような状態を、3つの条件に当てはめて分析すると以下のようになります。

①誰でも持っている性質(誰でも仕事後の疲れたときや、眠気があるときに動けない)が、
②とても極端な形で(仕事後でも眠気がある時でもないのに動けない)、
③長い時間(何日間も)、 表れる。

 

このようにすると、うつ病というものをいくらか理解しやすくなると思います。



▼まとめ

このように考えてみると、人間誰しも両極端のあいだの丁度良い所を漂っている状態が健康的だと見なされているのだとわかると思います。逆に、どちらかの極端の状態になればいろいろな不都合が生じてしまうことがあります。

行動的すぎる方向に極端に向かえばADHD的になりますし、行動ができない方向に極端に向かえばうつ病っぽくなるのです。

 

前回と今回でADHDの特徴について理解を深めてきました。次回はアスペルガー症候群について理解していきましょう。

 

 

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