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個性を自立力にするために興味を広げるべし

個性を自立力にするための子育てや教育のやり方について発信しています。発達障害の成人向けの話題も発信してます。クエストスクール代表荒川の個人ブログ

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空気読めないってどんなこと?: あなたの発達度を測るための4つの質問【解説編③】

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今回は、コミュ障やアスペルガーの特徴である「空気読めない」という状態について理解を深めましょう。「空気読めない」と聞いたときに思い浮かぶ、なんとなくモヤモヤした印象をスッキリと理解することが今回の目的です。

 

 第1回 何?私も君も○○障害?:あなたの○○度を測るための4つの質問【質問編】

第2回 何?私も君も発達障害?:あなたの発達度を測るための4つの質問【解説編①】

 第3回 ADHDってどんな?:あなたの発達度を測るための4つの質問【解説編②】

  

 ▼「空気読めない」ってどんなこと?

Q3はこんな質問でした。表現は違いますが「空気読めない」ことがどのくらいあるのかについて尋ねています。 

 

Q3: どんな時にどの位、人とは目の付け所が違うと感じますか?

 次の1~10のどこに自分の最大値と最小値があるか考えて、それぞれの数字を書き出してください。また、どんな時にどんな状態になるのか書き出してください。 ぼくの例を参考にして書いてみてください。

 ・目の付けどころレベル

レベル10:周囲の人が何に注目しているのか、まったく見当がつかない。

レベル1:周囲の人が何を見て、何を感じているか完全に理解することができる。 

 

Q3の最大値である「レベル10:周囲の人が何に注目しているのか、まったく見当がつかない。」は「まったく空気読めない(汗)」という状態です。ここでぼくが強調したいのは、空気読めないというのは、空気以外の別のものを見ているのだということなんです。つまり、人とは目の付け所が違う、頭の中にあるセンサーが反応する対象が違うということです。

 

ではアスペルガーやコミュ障の人は、人の空気ではなく何を見ているのでしょう?自分のことをアスペルガーやコミュ障であると思っている人は、自分がどんなことに強く反応するセンサーを持っているのかを思い返してみてください。アニメ、映画、何かのコレクション、勉強、調べもの、工作、パソコン、他人から「え?何でそんなの好きなの?」と言われるようなもの。いろいろあると思います。

 

ぼくの場合を例にすると、発達障害というものについて国内国外の本や資料を調べ、わざわざ文字としてまとめ、まとめたものをブログに書き込みます。他にも色々と調べては考え、考えてはまとめている所です。「え?何でそんなの好きなの?」と言われることばかりだと思います。

 

 

▼空気読める人=コミュニケーション・オタク

Q3の最小値は「レベル1:周囲の人が何を見て、何を感じているか完全に理解することができる。」というものでした。これは「空気読めるぜ」という状態だと言えるかもしれません。空気読めるとはどういうことなのか解説していきます。

 

最初に「人間とはなにか」という全体的な話しをさせてください。

人間というのは皆オタクであるというのがぼくの持論です。空気読めない人がオタク的であることが多いのは皆さんなんとなくイメージが分かると思います。ですが、実は空気読める人もオタクだったのです。一見、空気読める人は、そうでない人と比べてかなり違うように思えます。では、どうして空気読める人をオタクということができるのでしょうか?

 

ここで、オタク的であるとはどのようなことなのか整理しましょう。恐らく次のような性質のに対して人はオタク的な印象を持つのだと思います。

①特定のものごとに強く反応するセンサーを持つ

②自分の関心以外のことにほとんど反応しない

例えば、マイナーなアニメに強く反応するセンサーを持っている場合、周囲の人から見ると「なんて変わったことに興味を持つんだ」という印象を持たれます。本人にしてみればたまたま生まれ持ったセンサーがマイナーなアニメに反応したというものでしかありません。このように「他の誰かが興味を持っているかどうか」にはあまり関係なく、「良いな」と思ったものを楽しむのが今まで考えられてきた「普通のオタク」です。

 

一方のコミュニケーション・オタクは、人気があるもの、メジャーなものに強く反応するセンサーを持っています。また、頻繁に共感し合うこと、人の心情を推測すること、気を遣うことにも感度の良いセンサーを持っているかもしれません。コミュニケーション・オタクのセンサーが反応する対象をつきつめると、「他者と共感し合うこと」だと言えるかもしれません。

 

また、コミュニケーション・オタクは、相手が発する言葉、表情、声色、そのときの状況という多種多様な情報を正確に読み取り、理解することができるようです。そして、その場でもっとも「共感し合える」反応を返すことができるのです。

 

普通のオタクとコミュニケーション・オタクの違いをまとめると次のように表現できるでしょう。

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▼まとめ:有効利用を考えよう

 「普通のオタク」とは、人と目の付け所が違う人なのだということについて理解してきました。人と目の付け所が違うというのは、誰もやっていないことに取り組むチャンスがあるということだとも言えます。そして次の2つの条件が揃うと「社会貢献」というものが可能になります。

①人と目の付け所が違うこと

②誰かの役に立つこと

例として、実在の発明王の伝記マンガ:エジソン (コミック版世界の伝記)が参考になります。電球をはじめ、数百の発明をしたと言われるトーマス・エジソンが、いかに空気読めない奴だったのか、そしてそれをどうやって有効活用していったのか知ってください。

 

また、エジソンがいかに学校の先生などの周囲の大人から理解されない子だったか。理解されない彼を支える良き理解者(彼の場合は家族)がいたのかについても知ってください。子どもを伸ばすもつぶすも、周囲の大人次第なのです。

 

 

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