個性を自立力にするために興味を広げるべし

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ノーベル平和賞を受けた男のマンガ:キング牧師

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私には夢がある。
いつの日か、ジョージアの赤土の丘の上で、かつての奴隷の子孫たちと、かつての奴隷所有者の子孫が仲間として同じテーブルにつくことができるという夢が。
 
私には夢がある。
いつの日か、私の四人の幼い子ども達が、肌の色ではなく人格そのものによって評価される国に住めるようになるという夢が。
今から50年前、アメリカでは激しい人種差別がありました。差別されている黒人たちの誰もがどうすることもできないでいる中で、武器も暴力も使わず、人間の尊厳と自由のために立ち上がった男がいました。
キング牧師 (学習漫画 世界の伝記NEXT)

キング牧師 (学習漫画 世界の伝記NEXT)

 

 

▼こんな人にオススメ

・小中高生や大学生

ノーベル賞の歴代受賞者が気になる人

・「倍返しだ」に影響されすぎちゃった人 

 

 ▼キング牧師は何と戦ったのか?

マーティン・ルーサー・キング少年は小学校に上がるまで、近所の子どもたちと白人黒人の分け隔てなく遊ぶことができる環境でした。ですが小学校に上がると、人種によって通える学校が変わってしまいます。マーティン少年には友だち同士で同じ学校に行けないことがとても悲しいことでした。冒頭の彼の言葉にはこのような経験があったのです。
 
レストランにも黒人専用の座席があったり、黒人は入ってはいけないお店もありました。もし、黒人がそれに不平を言ったりすると顏を覆面で隠した白人たちに暴力を受けるようなこともありました。
 
バスは黒人と白人がいっしょに乗ることができましたが、白人しか座れない席があったり、黒人が座って良い席であっても白人に「どけ」と言われたら席を譲らなければなりませんでした。もしそこで断りでもしたら警察に逮捕されてしまうこともありました。そしてキング牧師が抵抗を始めようと決意するきっかけになったのは、バスの席を譲らなかったためにある女性が逮捕されてしまう事件が起こったことでした。
 
 
キング牧師はどう戦ったのか?
キング牧師はインドのマハトマ・ガンジーの「非暴力、非服従」という考え方を取り入れて、 抵抗を始めました。では具体的にどうするのでしょうか?
 
キング牧師は、黒人はみんなでバスを使わないようにしようというキャンペーンを始めました。みんなでバスを使わなければバスの会社は赤字になってしまいます。「使わない」というやり方によって、会社にお金が入らないようにし、自分たちの考えを主張したのです。
 
黒人たちはバスの代わりに、歩いたりタクシーを使ったりしました。ですが、そのうちにタクシー会社が運賃をそれまでの4倍にすることを決めました。タクシー会社の差別主義者も黒人に抵抗しようとしたのです。これに対し、キング牧師はカーシェアをしてくれる協力者を募りました。そうして黒人たちはタクシーも使わなくなりました。
 
暴力や過激な方法はとりませんが、このやり方は確実に社会を動かすことになっていきました。キング牧師たちの活動はアメリカ中のニュースとなり、人種差別との戦いが広がっていきました。
 
 
▼そして世界はどうなったのか?
現在のアメリカの大統領はバラク・オバマです。彼はケニア人の黒人の父と、白人のアメリカ人の母を持つ人物です。
 
キング牧師が活動していた50年前、アメリカはバスの席を譲らないだけで逮捕されることがある国でした。そんな中では黒人が大統領になるなどということは誰にも想像できないことであったに違いありません。ですが、彼が語った夢は実現されることになったのです。
私には夢がある。
いつの日か、ジョージアの赤土の丘の上で、かつての奴隷の子孫たちと、かつての奴隷所有者の子孫が仲間として同じテーブルにつくことができるという夢が。
 
私には夢がある。
いつの日か、私の四人の幼い子ども達が、肌の色ではなく人格そのものによって評価される国に住めるようになるという夢が。
 
 
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