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発達障害っぽい、偉大な有名人たちの子どもの頃

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歴史上の科学者の子どもの頃の様子を調べていくと発達障害の傾向が見つかることがあります。

  • とてつもなく手がかかる(ADHD):スティーブ・ジョブズ、トーマス・エジソン
  • 言葉の発達が遅い(自閉症):アインシュタイン
  • 極端にできないことがある(学習障害):レオナルド・ダ・ヴィンチ

 具体的にそれぞれの人物がどんな子どもだったのか見ていきましょう。

 

 

▼発達が遅かったり、極端にできないことがあった偉人

①レオナルド・ダ・ヴィンチ

万能の天才と呼ばれた中世のイタリアの人物です。有名な作品に、「最後の晩餐」「モナリザ」があります。

 

彼は鏡文字(左右反対の字)を書く人でした。鏡文字はいわゆる学習障害の人に起こることがあります。

また、見たものを写真のように正確に描くことができる人でもありました。この特徴も、アスペルガー/自閉症傾向の人に表れることがある特徴です。

 

①アルベルト・アインシュタイン

20世紀に相対性理論を完成させて、物理学の常識を塗り替えた人物です。ノーベル物理学賞を受賞しています。

彼は3才まで言葉を話さなかったと言われています。通常だと1才代でしゃべり始めますから、かなり遅い発達だったと言えます。言語発達の遅れは自閉症の特徴です。

また、語学や歴史が苦手だったそうです。語学や歴史は文字や音声を主として学習する側面が強い科目ですから苦手だったのではないかと推測できます。

逆に、視覚的に捉えることができる自然科学に対して強い興味を持ちました。時に自閉症の人は言語ではなく映像で思考することがありますから、アインシュタインもそのような傾向があったことを示唆しているのかもしれません。

そして自然科学に対しては、周囲の大人を困らせるほど「何で?何で?」と質問攻めにしました。このように、興味関心の持ち方に極端さがあるのもアスペルガー的であると言えそうです。

 

  

▼とてつもなく手がかかった偉人

①スティーブ・ジョブズ

アップル・コンピュータの創業者で、数年前に亡くなったスティーブ・ジョブズ。彼はとんでもなく手のかかる子どもでした。

 例えば、ヘアピンが電気を通すのか確かめたくて、ヘアピンをコンセントの穴に突っ込んで感電しました。

小学校でもイタズラばかりしていました。授業中に花火をしたり、授業をサボって一人で遊んだりしていました。

このような、並の大人には手に負えない感じはADHD的であると言えそうです。ADHD(注意欠陥多動性障害)とは、「思い付いたら即実行」という性質です。

他にも好奇心旺盛であったというエピソードに事欠きません。あふれる好奇心はアスペルガー的とも言えるでしょう。

ジョブズの伝記の記事はこちら。↓

iPhoneを作った男の人生がわかるマンガ:スティーブ・ジョブズ

 

②トーマス・エジソン

電球や蓄音機を始め、1000を越える特許を取った発明王です。

エジソンはとにかくいろんな実験をする子どもでした。例えば、火の燃え方を自分の目で見たいばかりに、家の納屋に火をつけて全焼させてしまうようなことがありました。

小麦の倉庫の中がどうなっているのか気になって、高い場所にある窓によじ登って中に転落しました。

スティーブ・ジョブズと同様にADHD的な、並の大人では手に負えない行動力。そしてとどまることを知らないアスペルガー的好奇心。そんなエジソンの発明によって、ぼくたちの生活は支えられています。エジソンの伝記の記事はこちら。↓

実在の発明王の伝記マンガ:エジソン 

 

 

▼偉人を理解し支えた人

歴史に名を残した偉人には、もう一つの共通点があります。それは、彼らを理解し支えた大人が周囲にいたことです。その大人は両親であるとは限りません。レオナルド・ダ・ヴィンチは母親がいませんし、スティーブ・ジョブズは里子に出されました。その代わりによく面倒を見てくれる兄弟や里親、先生といった人が必ずいます。

 

もし、そのような理解者となる大人がいなければどうなるのでしょうか?「発達が遅い」タイプのどちらかと言うとおとなしい人なら引きこもってしまうかもしれません。「手がかかる」タイプの行動力がある人なら暴力や犯罪に走ってしまうかもしれません。

 

彼らが持っている力を発揮し、彼ら自身が幸せに、そして社会の役に立つ人になっていくためには理解ある大人が絶対に必要なのです。もし、上に挙げた偉人たちに、理解者がいなかったとしたら、この世界は今とはまったく違う世界であったかもしれません。

 

 

▼偉人たちは自分の性質を障害ではなく能力にした

本人の生まれ持った力と周囲の理解に支えられて、発達障害傾向のある子どもは成長し、世界を変えていきました。彼らは発達障害傾向を持っていましたが、もはや「障害」とよんでいいのかどうかもわかりません。一体ぼくたちは発達障害というものをどう考えれば良いのでしょう?

 

ADHD的な特性を有効活用するためには適切な教育が欠かせません。手のかかる子どもを育てている親御さんにぜひ読んでいただきたい内容です。

 

 

 

アスペルガー的なお子さんを育てている親御さんにはこちら。仕事をする際にぶつかる問題と対処の方法についても具体的に記載されていて参考になります。

 

 

 

 

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