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個性を自立力にするために興味を広げるべし

個性を自立力にするための子育てや教育のやり方について発信しています。発達障害の成人向けの話題も発信してます。クエストスクール代表荒川の個人ブログ

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アルコール依存症と心的外傷後ストレス障害の両方を有するアメリカの成人:アルコールと関連する症状に関する全米疫病調査の結果

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原題:Comorbidity of posttraumatic stress disorder with alcohol dependence among US adults: Results from National Epidemiological Survey on Alcohol and Related Conditions

 

意訳

 

調査の背景:病院の患者や調査に協力している患者において、心的外傷後ストレス障害(PTSD)とアルコール依存症(AD)を両方有する患者の割合は多いことが知られています。そうであるにも関わらず、アメリカの人口においてどの程度の割合の人々がPTSDとアルコール依存症を有しているのかほとんどわかっていません。また、どのような症状があるのか、どのような経過なのか、危険因子は何か、どのようにして治療を求めて病院に行くことになるのか、もどうようにほとんどわかっていません。

 

調査方法:読みたい方は原文を。

 

調査結果:障害有病率は、PTSDのみが4.83%、アルコール依存症のみが13.66%、PTSDとアルコール依存症の両方を有するのが1.59%という結果となりました。

PTSDとアルコール依存症の両方を有する場合、子どもの頃に恵まれない環境に置かれていることが多く、Ⅰ型とⅡ型の精神疾患にかかる割合が多いです。また、自殺未遂の割合も高いです。PTSDのみの患者と比較すると、PTSDとアルコール依存症の両方を有する患者はPTSDの診断基準に合致する割合が多く、PTSDを発症した年齢が若いほど症状を抑えるために薬物やアルコールを乱用する傾向があります。また、PTSDとアルコール依存症の両方を有する患者は、アルコール依存症のみの患者と比較すると、アルコール依存症の診断基準に合致する割合が高く、障害の程度もひどいことがわかりました。PTSDとアルコール依存症の両方を有する患者は、アルコール依存症のみの患者よりも治療を求める割合が高いようです。しかし、PTSDのみの患者と比較すると、治療を求める程度は同じ程度のようです。

 

結論:PTSDとアルコール依存症の両方を有する患者は、PTSDのみとアルコール依存症のみの患者と比較すると、症状の範囲が広く、重症度が高いことがわかりました。そうであるにもかかわらず、治療を求める割合は非常に低いようです。治療に導く方策と、治療の結果をともに改善していく必要があります。