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個性を自立力にするために興味を広げるべし

個性を自立力にするための子育てや教育のやり方について発信しています。発達障害の成人向けの話題も発信してます。クエストスクール代表荒川の個人ブログ

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思春期の少年少女における、親同士の間で行われる暴力の目撃と、PTSDと攻撃性

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論文の原題:Exposure to Maternal vs. Paternal Partner Violence, PTSD, and Aggression in Adolescent Girls and Boys

 

要約の意訳

 

親同士の間でふるわれる暴力を目撃すると、思春期の少年少女が攻撃的な行動を犯す危険性は増加します。この研究では思春期の少年少女が、父親と母親の間で行われる暴力を目撃することと、他者(両親、友人、恋人)に対する攻撃性の増加がどのように関係しているのかについて調査します。また、両親間の暴力を目撃することと、攻撃性、さらにPTSDの影響についても調べます。

調査への参加者は女子63名、男子49名で、13〜18歳です。彼らは、攻撃性が高く犯罪を犯してしまった少年少女のための更正施設に通っている子どもです。両親間の暴力を目撃することと、攻撃性との関係を測りました(using Structural equation modeling)。母親が父親に対して攻撃的な行動をしているのを目撃した女子は、友人に対して明らかに攻撃的になることがわかりました。母親が父親に対して攻撃的な行動をしているのを目撃した男子と女子は、自分の恋人に対して明らかに攻撃的になることがわかりました。参加した男子と女子の3分の1はPTSDの診断基準を満たしました。PTSDの診断基準を満たす男子と女子では、両親間の暴力を目撃することと攻撃性がより強いようです。暴力と攻撃性の世代間伝達(親から子へ受け継がれること)を断つためには、どのような家族支援をどのようにして提供するか議論する必要があるでしょう。