個性を自立力にするために興味を広げるべし

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アメリカ人の親が行う体罰:行う親の割合、体罰の頻度、体罰の強さ、行う年数、子どもと家族の特徴の関係に関する調査

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原題:Corporal Punishment by American Parents: National Data on Prevalence, Chronicity, Severity, and Duration, in Relation to Child and Family Characteristics

 

▼要約の意訳

この調査は、991組のアメリカ人の親を対象に1995年に行われ、次の6種類の体罰について調べられました。

①脚や手に対して平手打ちをする

②尻をはたく

③つねる

④揺さぶる

⑤ベルトや棒で尻を叩く

⑥顔に平手打ちをする

 

体罰を行ったことがあると答えた親の割合は、子どもが乳児期の時だと35%で、3歳と4歳の時に94%にまで増加します。5歳以降になると急激に体罰が行われなくなりますが、それでも50%以上の親が12歳のときに子どもを叩いています。14歳では33%、17歳で13%と続きます(グラフ参照)。

十代の子どもを叩く親が、どのくらいの頻度で子どもを叩いているのかを分析した結果、平均で年に6回以上叩いていることがわかりました。

体罰の強さ(ベルトや棒で叩くこと)は、子どもが5〜12歳(28%の子ども)の時に行われることが最も多いことがわかりました。体罰はアフリカ系アメリカ人と低収入の家庭で行われる割合が多く、アメリカの南部で、男の子に対して、母親によって行われることが多いようです。

現在、体罰はアメリカの子どもを社会化させるために必要な経験であるかのように捉えられています。しかし、この調査が明らかにした体罰の蔓延と、長期的な有害な副作用(PTSDやうつ症状)を考慮すると、体罰の有害さを広く教育する必要があると言えるでしょう。

心理学者は体罰を行う親が体罰の必要性を主張する傾向があることを認識した上で、体罰がもたらす危険性について知らせていく必要があります。

 

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