個性を自立力にするために興味を広げるべし

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ニューヨーク郊外における貧困、引っ越し、子どもの転校

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論文の原題:Poverty, Residential Mobility, and Student Transiency within a Rural New York School District

 

人的資本モデルにおいて、住居を移動することは、自らの意思で、チャンスを得るためになされると仮定しています。しかし低収入の家庭の場合、この仮定が当てはまらないことが多いです。短い距離を頻繁に引っ越すことが特徴なのが低収入家庭の引っ越しです。そのような引っ越しは周囲の人との関係を絶たれ、経済的な不安定さを増すだけのものとなっています。子どもは特に、友人関係や学校の環境が変わってしまうことの影響を受けます。コミュニティ研究の分野では、学校の先生が決まったタイプの生徒が転校するケースが多いことを知っています。

そこでこの調査では、ニューヨーク郊外の貧しい地域に住んでいる生徒達の学校生活や住まいの事情について調査します。具体的な調査方法は、経済的に厳しい家庭の親に対して、転校の履歴と引っ越しの履歴を尋ねるというものです。

結果として改めて確認されたことは、貧困が関わる引っ越しは、頻繁に行われること、自らの意思ではなく経済的な事情のために引越をせざるを得なくなることです。また、貧しく周囲に頼れる人がいないために、値段的に手頃で自分のニーズにあった住居に住むことができないことも分かりました。従って、貧困が関わる頻繁な引っ越しは、郊外の地域にある不利益の結果であると同時に、原因でもあると考えることができるのです。

 

▼荒川コメント

引っ越すからお金と関係を失うのか、お金と関係がないから引っ越すことになるのか。にわとりとたまごの関係があるようです。

日本でも海外に起源を持つ子どもたちは増加傾向にあります。また、経済的に困っている日本人も増えています。私たちが知らないだけで、このようなことが日本でも起こっているのかもしれません。

 

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