個性を自立力にするために興味を広げるべし

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思春期の少年少女の様子:注意欠陥多動性障害(ADHD)と学習障害(LD)

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論文の原題:Attention deficit and hyperactivity disorder (ADHD) and learning disabilities (LD): adolescents perspective

 

要約の意訳

ADHD(注意欠陥多動性障害)と学習障害(LD)と診断されている12〜18歳の308人のイスラエルの生徒に対してインタビューと調査を行いました。彼らは特別支援教育を受けています。彼らをサブグループに分けると次のようになります。

ADHDー注意欠陥 22.1%

ADHDー多動性/衝動性 12.3%

混合型 42.2%

メチルフェニデート(リタリン)の服用 25%

94%の生徒はADHDだけでなく学習障害があると診断されています。34%の生徒は学校に行って席に座っていることが大変にストレスだと話しています。彼らが不満に感じているのは、体の疲労感、ものすごく眠くなること、友達としょっちゅうケンカになること、他の人と自分は違うと感じること、自尊心が低いこと、でした。また、両親に理解してもらえないとも話しています。彼らが最も嫌だと感じているのは、人から嘘をつかれたり威圧されることであるようです。著者はADHDとLDが神経行動学的な障害であると考えることを提案します。彼らが大人になって生活していくのに向けて、適切なソーシャルスキルを身につけることと、適切な仕事を考えることを、必ず教育プログラムに組み込む必要があるでしょう。

 

▼荒川コメント

日本ではさらにリタリンを服薬している生徒は少ないのではないかと、私は予想しています。別の調査では、リタリンを服薬している子どもの方が自尊心を損なわないでいることが分かっているようです。薬の副作用だけを恐れるのでなく、自尊心の面からも服薬を検討する必要があるかも知れません。

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