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個性を自立力にするために興味を広げるべし

個性を自立力にするための子育てや教育のやり方について発信しています。発達障害の成人向けの話題も発信してます。クエストスクール代表荒川の個人ブログ

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ADHDの薬は、ADHDの子どもの自尊心と友人との問題を改善するか?

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原題:Do Stimulants Improve Self-Esteem in Children with ADHD and Peer Problems?

 

注意欠陥多動性障害(ADHD)の子どもの自尊心は低いことがわかっています。しかし、薬物療法が彼らの自尊心にどのように働くのかを調べた研究がありません。そこでこの調査では、薬物療法を行っているADHDの子どもと、薬を利用していないADHDの子どもの自尊心の状態を比較します。

結果は、薬物療法を行っている子どもの方が明らかに自尊心が高いというものでした。薬物療法を行っている子どもの方がそうでない子どもよりも勉強ができ、友達との関係も良好です。ADHDと反抗挑戦性障害のある子どもに薬の効果を尋ねると、気分良くいられると話しています。服薬を必要な量だけ確実に行っていることと、自尊心が高くなることには強い相関があるようです。今後は、薬物療法と自尊心の関係についてさらに精度の高い調査を行う必要があるでしょう。

 

▼荒川コメント

ADHDの子どもは、自分で自分をコントロールすることに大変な困難を感じています。これは努力が足りないのではなく、生まれつきそのような性質の脳を持っているためです。この研究では、服薬によってコントロール感が高まり、勉強や友人関係が良好になっていくこと、自尊心が保たれることを示しています。自尊心を損なうことは将来のうつ病のリスクを高める結果になるという研究もあります。そのような長期的な展望の中で、子どもの服薬について考えていく必要があるでしょう。