個性を自立力にするために興味を広げるべし

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子どもの頃のネグレクト、貧困の影響:精神疾患、学業成績と犯罪

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論文の原題:The Role of Childhood Neglect and Childhood Poverty in Predicting Mental Health, Academic Achievement and Crime in Adulthood

 

要約の意訳

この調査は、子どもの頃のネグレクト(子どもを世話せずほったらかしにすること)や貧困(家族や近所の人々の)がどのような影響を与えるのかについて調べるものです。心的外傷後ストレス障害(PTSD)、大うつ病性障害、学業成績、少年犯罪、がこれらの子ども時代を過ごした人にどの程度起こっているのでしょうか?

現在の平均年齢29歳の1005人に対して追跡調査を行いました。そのうち507人は過去にネグレクトを受けていたという記録があり、比較群の497人にはネグレクトの体験はありません。犯罪記録についても調べました。ロジスティック回帰分析と最小二乗法、構造線形モデルを用いて分析しています。

結果は、子どもの頃のネグレクトと貧困は、PTSDと逮捕歴を予測するものとなりました。大うつ病性障害は貧困の場合に予測されます。比較群では、自分の家庭の貧困と近所の貧困がある場合に、学業成績に悪影響を与えることがわかりました。子どもの頃のネグレクト、家庭の貧困、近所の貧困はいずれも後の人生に良い影響を与えないようです。ネグレクトを受けたことのある子どもに不利益が起こらないようにするための支援方法を作っていく必要があります。子どもたちが育つ環境について配慮していくことが重要です。

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