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個性を自立力にするために興味を広げるべし

個性を自立力にするための子育てや教育のやり方について発信しています。発達障害の成人向けの話題も発信してます。クエストスクール代表荒川の個人ブログ

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うつ病の人は世の中にどれだけいるのか?

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原文:Cross-national epidemiology of DSM-IV major depressive episode(2011)

 

要約

調査の背景:大うつ病性障害は、世界中で主要な病気となっています。しかし、疫学データは多くの国(特に経済力が低/中の国々)で調査されていません。この調査は世界精神衛生調査が主導して、うつ病の分布率、うつ病の障害程度と地域との関係を18ヶ国(経済力が低/中の国と高の国)を対象に行います。

調査の方法:大うつエピソードはDMS-IVで定義されている病気です。WHOの統合国際診断面接(CIDI)を用いた、対面のインタビュー形式で評価をしました。18ヶ国89,037人のレポートを得ました。各国の人口を代表する年代の成人を対象に調査しました。

調査の結果:経済力が高い国10ヶ国において、これまでの人生でうつ病になった人が14.6%、最近12ヶ月間でうつ病になった人が5.5%となりました。経済力が低/中の国8ヶ国においては、これまでの人生でうつ病になった人が11.1%、最近12ヶ月間でうつ病になった人が5.9%となりました。男性:女性の比率は1:2でした。経済力が高い国では、年齢が若いほど最近12ヶ月でのうつ率が高いようです。対照的に、いくつかの経済力が低/中の国では年齢の高い人の方がうつである割合が高くなりました。経済力が高い国で共通してみられたのは、パートナーと別れたときにうつになることでした。経済力が低/中の国では、パートナーと離婚するか、パートナーが亡くなったときにうつ的になるようでした。

結論:大うつ病性障害は、個人の生活を左右する非常に重大な問題だと考えられています。今後の調査では、うつ病に関係する地域別のリスク因子を明らかにしていくことが必要になるでしょう。

 

 
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