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個性を自立力にするために興味を広げるべし

個性を自立力にするための子育てや教育のやり方について発信しています。発達障害の成人向けの話題も発信してます。クエストスクール代表荒川の個人ブログ

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ADHDと躁うつ病を両方持っているとどうなるのか?

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原題:Adult ADHD and its comorbidities, with a focus on bipolar disorder

 

要約の意訳

ADHD(注意欠陥多動性障害)は子どもにもっともよく見られる症候群です。また、人口の約5%がADHDと言われていることから、成人にも比較的よく見られるものだといえます。子どもの頃にADHD傾向のあった人のうちの半数は、成人してもADHDの症状が残っているといいます。ADHDを有する成人では、うつ病や躁うつ病、不安障害、酒や薬物の乱用、のあるケースも多いようです。

そこでこの調査では、躁うつ病とADHDの関係や、人口における割合、他の家族の有病率、脳の性質について調べます。

結果として分かったことは、ADHDと躁うつ病の両方を持っている人では普段の生活を送るのにも非常に大きな苦労をしているということです。特に重要なのは、この2つの障害を両方持っている場合、ADHDの特性が躁うつ病の性質の一部であるとみなされてしまい、結果的にADHDの特性に対する投薬や支援が行われなくなってしまうのです。ですから、ADHDのみ、躁うつ病のみの患者と比べたときに、より障害が大きくなってしまう恐れがあると言えます。ADHDと躁うつ病は分けて診断することがとても大切なことです。

 

▼荒川コメント

うちの子どもを見ているときに、周期的に機嫌の悪い時期とそうでない時期が入れ替わることから「この子はADHDなのか?躁うつ病なのか?」という疑問を持ったことがきっかけで調べた調査です。行動面を見比べた場合、怒りっぽいと言うのはどちらの障害にも共通している特徴です。ですが、そのような行動が現れるメカニズムは異なっているため、必要となる薬や教育が異なってくると言うことですね。ちなみに、うちの4歳の子には過度のプレッシャーをかけずに将来のうつ病を予防するという方法を今のところとっています。

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