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個性を自立力にするために興味を広げるべし

個性を自立力にするための子育てや教育のやり方について発信しています。発達障害の成人向けの話題も発信してます。クエストスクール代表荒川の個人ブログ

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親の育て方と子どもの強迫的な性格に関係はあるのか?

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Perceived parental rearing style in obsessive–compulsive disorder: relation to symptom dimensions

 

要約の意訳

強迫性障害という症状があります。そうしたくないのに同じことを考え続けたり、やり続けてしまうというものです。強迫性障害の要因となるのが遺伝的なものなのか環境的なものなのかはよくわかっていません。そこでこの調査では、強迫性障害の人と健康な人に対して、その人の親がその人をどのように育てたのかについて尋ねます。そして、親の特徴、親のうつ症状、親の強迫性障害の症状について調べます。(中略)。強迫性障害の症状として尋ねる内容は、清潔さに関すること、確認に関すること、順序や整頓に関すること、性や宗教に関すること、物を蓄えようとすること、の5カテゴリーです。

健康なグループと比較すると強迫性障害のグループは、父親から拒絶されている度合いが強いようでした。健康なグループも強迫性障害のグループも、親から過保護にされていることはないようでした。うつの症状のある人は17人いましたが、親の接し方とはあまり関係がないようでした。物を蓄えようとする症状だけは、親が感情的に冷たいことと関連しているようでした。強迫性障害に影響を与える要因には、社会や文化の影響、親子がお互いに与え合う影響、遺伝や生物学的な要因があるかもしれません。

※自閉症スペクトラム障害(ASD)には似ている表現が多数あります。自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害などがあります。

 

▼荒川コメント

  • この調査では、強迫性障害の症状と親の接し方に関係がある面と、関係なさそうな面があるということでした。親の接し方と子どもの育ち方についてもっと知るための調査を行っていますのでご協力ください。
  • 強迫性障害の行動を見ると、もしかしたら自閉症スペクトラム障害(自閉症、アスペルガー症候群)の「こだわり」の症状と見なしてしまうことがあるかもしれません。

関連記事:アスペルガーと強迫性障害は何が違うのか?

 

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