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個性を自立力にするために興味を広げるべし

個性を自立力にするための子育てや教育のやり方について発信しています。発達障害の成人向けの話題も発信してます。クエストスクール代表荒川の個人ブログ

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アメリカに3000万人いるというパーソナリティ障害とは?

パーソナリティ障害 躁うつ病 うつ病

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要約の意訳

この調査では、アメリカ国内におけるパーソナリティ障害の有病率について調べました。調査に用いられたデータは、アルコールの乱用や依存について調査した際に得られた43093人分のものを利用します。このデータ中に、どれだけパーソナリティ障害の症状を示す人がいるのかを調べます。

結果は、全てのアメリカの成人のうち14.79%(約3080万人)にパーソナリティ障害があると予想されることがわかりました。それぞれのパーソナリティ障害の割合として多いものを順にリストアップします。

強迫性パーソナリティ障害 7.88%

妄想性パーソナリティ障害 4.41%

反社会性パーソナリティ障害 3.63%

演技性パーソナリティ障害 1.84%、

依存性パーソナリティ障害 0.49%

回避性パーソナリティ障害、依存性パーソナリティ障害、妄想性パーソナリティ障害は男性よりも女性に多いようです。反社会性パーソナリティ障害は女性よりも男性に多く見られます。男女差がなさそうなのは、強迫性、統合失調質、演技性パーソナリティ障害でした。パーソナリティ障害にある割合が比較的高いのは、ネイティブアメリカン、アフリカ系アメリカ人、若い成人でした。また、経済的に苦しい人、離婚した人、妻や夫を亡くした人、結婚経験のない人も割合が高いようでした。

病気との関連が強い傾向にあるのは、回避性、依存性、統合失調質、妄想性、反社会性パーソナリティ障害でした。強迫性パーソナリティ障害は病気のある場合とそうでない場合とに分かれました。対照的に、演技性パーソナリティ障害は病気とは関係ないようでした。

この結果から、パーソナリティ障害は人口の内の結構な割合を占めるものであると言えそうです。また、病気との関連が強いことも示されました。今後は、パーソナリティ障害を治療したり予防する対策が必要だと言えるでしょう。

※文中の「病気」とは恐らく、うつ病、躁うつ病やアルコールや薬物の乱用を指しています。

原題:Prevalence, Correlates, and Disability of Personality Disorders in the United States: Results From the National Epidemiologic Survey on Alcohol and Related Conditions

  

▼荒川コメント

  • イギリスのロンドンの調査でもパーソナリティ障害の割合が15%程度という結果になっていました。日本ではパーソナリティ障害に関する調査が行われていません。
  • パーソナリティ障害の割合が高い人に「結婚していない人」というものがあります。これは、「結婚しないでいるとパーソナリティ障害になる」という意味ではありません。そうではなく、「結婚できていない理由の一つに性格上の問題がある」というものと考えるのが正しいでしょう。