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個性を自立力にするために興味を広げるべし

個性を自立力にするための子育てや教育のやり方について発信しています。発達障害の成人向けの話題も発信してます。クエストスクール代表荒川の個人ブログ

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ADHDやアスペルガーの人は、パーソナリティ障害になりやすいのか?

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この調査では、ADHD(注意欠陥多動性障害)と自閉症スペクトラム障害とパーソナリティ障害にどのような関連があるのか調べました。

調査に協力してくれたのは、ADHDと自閉症スペクトラム障害の大人240人のグループと、どちらにも当てはまらない大人174人のグループです。2つのグループに対してパーソナリティ障害の症状がどのくらいあるか確かめました。

その結果、ADHDの人は、新しいものを探す傾向と、嫌なことを避ける傾向が強いことがわかりました。また、自閉症スペクトラム障害の人は、新しいものを探す傾向と、報酬を求める度合いが弱く、嫌なことを避ける傾向が強いことがわかりました。

ADHDと自閉症スペクトラム障害のどちらでも、自意識や協調性のスコアが低い場合に、パーソナリティ障害の症状を示すようです。

ADHDの人に多いのはⅡ型パーソナリティ障害(反社会性、自己愛性、境界性、演技性)でした。自閉症スペクトラム障害の人に多いのはⅠ型(妄想性、統合失調質、統合失調型)とⅢ型パーソナリティ障害(強迫性、依存性、回避性)でした。また、パーソナリティ障害が複数あるケースもありました。

原題:The Impact of ADHD and Autism Spectrum Disorders on Temperament, Character, and Personality Development

※自閉症スペクトラム障害(ASD)には似ている表現が多数あります。自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害などがあります。 

 

▼パーソナリティ障害の予防を視野に入れた支援を

  • パーソナリティ障害があるということは、さらにうつ病のリスクも高いということです。このような現状があることをふまえて、20年後の将来を見据えながら子どもの支援を行っていく必要があります。
  • 子どもに対する支援と大人に対する支援はかなり変わってくるはずです。私が想定しているのは、子どもに対しては親を巻き込んで予防的な対策(ペアレント・トレーニングやTEACCHプログラム)を取ること。大人に対してはカウンセリングやグループワーク、場合によっては薬物を用いて治療的に行うことが必要なケースがあるでしょう。

 

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