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個性を自立力にするために興味を広げるべし

個性を自立力にするための子育てや教育のやり方について発信しています。発達障害の成人向けの話題も発信してます。クエストスクール代表荒川の個人ブログ

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「自分は愛されない人間だ」:いじめられた人が一生持つかもしれない考え

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早期不適応的スキーマ(無意識に刷り込まれているネガティブな考え)はうつの症状や対人不安を引き起こします。

早期不適応的スキーマの例

  • 私は人に愛されたり,注目されたり,尊重されるに値しない
  • 私は人の隠された意図を警戒しがちだ。
  • 私は基本的に人とは違う

 

 

 

人にスキーマが生じると、それは生涯にわたって心に残ることになってしまいます。親や友達からひどい仕打ちを受けたときに、人はスキーマを持つようになります。

この調査では、親や友達からいじめのような仕打ちを受けたときにどんなスキーマが生じるのかを調べました。十代の生徒1052人を対象にして6ヶ月おきに、彼らに生じているスキーマについて調べました。

その結果、いじめられることによって不安感が高まるだけでなく、スキーマが強まることがわかりました。

 

抄訳した論文の原題:Emotional abuse as a predictor of early maladaptive schemas in adolescents: Contributions to the development of depressive and social anxiety symptoms

 

▼荒川コメント

  • いじめられると、例に挙げたようなネガティブな考えを、生涯にわたって強烈に心に残してしまうと言われています。いじめは心的外傷体験です。PTSDを引き起こすことがあります。
  • 正しくは早期不適応スキーマと言います。早期不適応スキーマがあることによって、うつ病や自殺のリスクを高めてしまうことが別の研究から分かっています。このような考えは、抗うつ薬などで消し去ることはできませんから、カウンセリングを併用することが必要になります。

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