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個性を自立力にするために興味を広げるべし

個性を自立力にするための子育てや教育のやり方について発信しています。発達障害の成人向けの話題も発信してます。クエストスクール代表荒川の個人ブログ

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自閉症の生徒はクラスでどんなことを感じているのか?

いじめ PTSD うつ病 自閉症スペクトラム障害 アスペルガー症候群 発達障害

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これまでの調査では、自閉症スペクトラム障害の生徒は仲間はずれにされたり、いじめを受けるリスクが高いことが分かっています。そこでこの調査では自閉症スペクトラム障害の生徒の、次の体験について調べます。
1:学校内での対人関係
2:同級生から助けてもらえていると感じているレベル
3:いじめを受ける頻度

 

調査に協力してくれたのは、自閉症スペクトラム障害の生徒40人、読字障害のある生徒40人、どちらの障害もないグループ40人です。

結果は、自閉症スペクトラム障害のある生徒は他の2つのグループの生徒よりも、拒絶されると感じ、仲間からの助けを得られていないと感じているようでした。また、いじめを受ける頻度も多いようです。

抄訳した論文の原題:Peer-group indicators of social inclusion among pupils with autistic spectrum disorders (ASD) in mainstream secondary schools: A comparative study

※自閉症スペクトラム障害(ASD)には似ている表現が多数あります。自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害などがあります。 

 

▼荒川コメント

  •  自閉症スペクトラム障害の生徒はいじめを受けることが多いことが調査から分かりました。自閉症スペクトラム障害の人は人口の1%程度はいると言われています。少なくとも100人に1人がかなり高い頻度でいじめを受ける現実があります。いじめは心的外傷後ストレス障害(PTSD)という深刻な症状を引き起こすことが知られています。また、一生ネガティブな思考を持ち続けてしまう恐れがあります。
  • ちなみに人口に約6%いると言われるADHD(注意欠陥多動性障害)の生徒もいじめを受けやすいことが分かっています。自閉症スペクトラム障害と合わせると約7%。発達障害がなくてもいじめを受けるリスクが高い子はいます。そのことを考えると10%程度の子どもが長期間にいじめや疎外を経験することになってしまいます。予防するための対策と、対策の普及が必要です。

     

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