個性を自立力にするために興味を広げるべし

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拒食や過食のある女性の親はどんな人だったのか?

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摂食障害(拒食 or 過食)は子どもの頃に感情を虐待された経験があると言われています。摂食障害のある人に、子どもの頃の家庭環境について尋ねたらどのようなことがわかるでしょうか? 

 

摂食障害のある女性73人と、ない女性62人について調べると、摂食障害のある女性の方がストレス耐性が低いようでした。また、彼女たちの親には共通する傾向がありました。

 

▼子どもの頃の親の言動

摂食障害のある女性は自分の両親が次のような人だったといいます。

  • 私が親に同意しないことがあると怒り出す
  • 私が何かを不安に感じているときに、親は私を無視している
  • 私が楽しくしていると、皮肉な調子で”何笑ってるんだよ?”と言ってくる
  • 私が何かをうまくできないときに、追いつめるようなことを言ってくる

このことから、親に感情的に虐待された子どもは摂食障害に鳴ることがあるようです。

抄訳した論文の原題:Development of a measure to assess invalidating childhood environments in the eating disorders

 

▼荒川コメント

  • 上記の親の言動にどれにも共通することは「自分は尊重されない」と子どもに感じさせることです。このことから親子関係における感情的虐待とは、子どもに「自分は尊重されない」「自分は大切にしてもらえない」と感じさせることなのだと言えそうです。
  • 発達障害(自閉症スペクトラム障害、ADHD(注意欠陥多動性障害)、学習障害)のある子どもは感情的虐待を受けやすいと言えるでしょう。なぜなら、発言や行動が「変わっている」と思われやすいため自分のありようを受け入れてもらいにくいからです。感情的虐待を起こさないためにも、「障害の性質を理解する」「親子が過ごしやすくなる方法を知る」ことが大切になります。
  • ここで区別する必要があるのは、暴力や暴言を尊重すると別の問題が生じるということです。尊重すべきこととそうでないことを分けて子どもに接しましょう。

photo credit: Jiuck via photopin cc