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子どもへの虐待が社会に負担させる費用は年間1.3兆円!?

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虐待や一部の体罰は、被害を受けた子どもの心身に深刻なダメージを与えます。アメリカでは虐待を予防したり、ダメージを回復させるためにかかるコストを試算した調査があります。

 

費用は以下の項目ごとに計算されています。(以下、1ドル100円換算)

入院費用≒ 66億ドル(6600億円)
心のケア≒ 11億ドル(1100億円)
福祉サービス≒ 254億ドル(2兆5400億円)
警察の人件費≒ 0.33億ドル(33億円)

合計  ≒ 330億ドル(3.3兆円)

 

1.入院費用の計算

1993年では56万5千人に対して虐待が行われました。そのうちの半数の子どもが入院を余儀なくされました。入院にかかる費用の平均は約2万ドル(200万円)です。これを計算すると66億ドル(6600億円)となります。

 

2.心のケアにかかる費用

虐待を受けた子どもの25〜50%が心のケアを必要とします。虐待の種類によって費用が異なり、身体的虐待のケアに平均2700ドル、性的虐待のケアに平均5800ドル、精神的虐待のケアに平均2700ドル、教育のネグレクト(教育を受けさせてもらえていない)のケアに平均910ドル必要になります。これを計算すると11億ドル(1100億円)になります。

 

3.福祉サービス

児童保護施設などの運営にかかる費用は254億ドル(2兆5400億円)必要になります。

 

4.警察の人件費

虐待の種類によって、警察が負担する費用が異なります。身体的虐待で20ドル、性的虐待に56ドル、教育のネグレクトに2ドルかかります。合計すると0.33億ドル(33億円)になります。

抄訳した論文の原題:Total Estimated Cost of Child Abuse and Neglect in the United States

 

▼日本での金額の試算をすると?

  • 日本での金額を大まかに試算してみましょう。アメリカの人口約3億人に対し日本の人口は約1.2億人(約40%)ですから、3.3兆円×40%=1.3兆円
    となります。医療保険の制度に違いがあるため、日本と比較するとアメリカの入院費は明らかに高いです。あくまでもおおまかな目安とお考えください。
  • この調査にはDV(家庭内暴力)の被害者に対する費用を含んでいません。DV被害者を含めたら倍以上の費用になるのでしょうか?

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photo credit: Images_of_Money via photopin cc

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