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子育てママ必見!電車好きな子が身辺自立するための5つの楽しいアイディア

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子どもはごっこ遊びにすることによって、嫌なことにも素直に取りかかれるようになることがあります。そこで、手を焼くことが多い身辺自立の練習を、ごっこ遊びにしてしまう方法について考えてみましょう。ここでは電車好きな子どもを例に、食事、お風呂、着替えの際に、子どものやる気を刺激するやり方について書きます(電車以外のものが好きな子には、その子が好きなモノを題材にしてごっこ遊びにすることができます)。

このような視覚にうったえるやり方は発達障害のある子どもにも有効です。 

 

目次

  1. 食事:「石炭の積み込み」ごっこ
  2. 着替え:「電車の着替え」ごっこ
  3. お風呂:「洗車機で洗われる電車」ごっこ
  4. 片付け:「ラッセル車」ごっこ
  5. 爪切り,散髪など:「電車の修理」ごっこ
  6. 体罰や口撃の少ない子育てをしましょう
  7. その他の関連する記事
  8. まとめ

 

▼食事:石炭の積み込みごっこ

食事中に落ち着いて座っていられない子どもに対しては次のようにすることによって、座っていられる時間が長くなります。

①子どもと一緒に「石炭を載んでいる貨車」の動画を見ましょう。

子どもにとって身近なのは電車です。しかし、電気を食べるというのは視覚的にイメージしにくいため子どもにはあまり向きません。そこで、機関車が石炭を食べる様子を素材にします。

 

②動画を見ながら次のことを伝えます。

「これは電車の貨車に石炭を載んでいる所だよ。

石炭は電車のご飯。

電車はご飯を食べるときに走り回ってないよね。

○○くんも電車みたいに座ってご飯食べるんだよ」

 

③食事の場面になったら次のことを伝えます。

「○○くん電車は、本当の電車みたいにまっすぐ座ってご飯食べられるかな?」

こう伝えることによって子どもは電車の食事を思い出すことができ、座席に座っていられる時間が長くなります。また、ついつい立ち上がって歩き回ってしまう場合にも、同じことを伝えることによって、座席にスムーズに戻れることが増えます外食をするときにも使えるやり方です。

 

 

▼着替え:電車の着替えごっこ

着替えをすることを子どもが渋るときには、次のようにすることによって楽しく着替えをすることができるようになります。

①子どもと一緒に「電車のラッピング」の動画を見ましょう。

最近はデコレーションされた電車を見る機会があります。電車も着替えをするのだというイメージを子どもでも持つことができる内容の動画です。

 

②動画を見ながら次のことを伝えます。

「これは電車がシールを貼ってもらっている所だよ。電車は大きなシールが服の代わりなんだ。○○くんも電車みたいにかっこよく着替えられると良いね」

 

③お風呂に入る場面になったら次のことを伝えます。

「○○君電車は、本当の電車みたいに服の着替えができるかな?」

 こう伝えることによって、電車が着替えをしている場面を思い出すことができ、自分から着替えをしやすくなります。

  

※服をトンネルに見立てることも有効

服をトンネルに見立てることによって、○○君電車がトンネルを通過するイメージを作ることができます。

 例:「○○君のあし電車が、くつしたトンネルの中に入っていくー!」

 

▼お風呂:洗車機で洗われる電車ごっこ

お風呂に入れるのに苦労する場合には、次のようなことをすることによってスムーズにお風呂に入れるようになります。外から帰ってきた時の手洗いの時にも使える方法です。

お風呂に入る前の脱衣を渋る場合は、電車の着替えのやり方で脱衣するようにするといいでしょう。

①子どもと一緒に「洗車機に入る電車」の動画を見ましょう。

この動画では電車も体を洗うことを知ることができます。洗車機の興味深さも手伝って、洗うことのイメージを持ちやすくなります。

 

②動画を見ながら次のことを伝えます。

「これは電車を洗車機で洗っている所だよ。電車はこうやって自分の身体を洗うんだって。○○君も電車みたいにお風呂に入って身体を洗えると良いね」

 

③お風呂に入る場面になったら次のことを伝えます。

「○○君電車は、本当の電車みたいに服を脱いでお風呂に入れるかな?」

 こう伝えることによって、電車が洗車されている場面を思い出すことができ、自分からお風呂に入ることができやすくなります。

 

 

▼片付け:ラッセル車ごっこ

おもちゃの片付けを楽しく行うために、ラッセル車の動画を見てみましょう。ラッセル車とは、線路につもった雪を吹き飛ばす働きをする電車のことです。

①子どもと一緒に「ラッセル車」の動画を見ましょう。

このように力強く線路上の雪を片付けていくのがラッセル車です。このイメージをしっかりと心に刻みましょう。

 

②動画を見ながら次のことを伝えます。

「これは電車が線路に積もった雪を片付けている所だよ。電車も片付けをすると早く走れるようになるんだ。○○くんもラッセル車みたいに片付けができるといいね」

 

③片付けをする場面になったら次のことを伝えます。

「○○君電車は、ラッセル車みたいに片付けできるかな?」

こう伝えることによって、子どもはラッセル車が雪を吹き飛ばしている場面を思い出すことができ、楽しんで片付けをすることができやすくなります

 

 

▼爪切り、散髪:電車の修理ごっこ

子どもは爪や髪を切られるときに嫌がって暴れたりすることがあります。落ち着いて静かにしていてもらうために電車が修理されている動画を見ましょう。

①子どもと一緒に「電車の修理」の動画を見ましょう。

電車のような機械には修理や点検が欠かせません。壊れている所はないか、壊れていたらどんな修理をするのか見ておきましょう。

 

②動画を見ながら次のことを伝えます。

「これは修理といって、電車のケガをなおしている所だよ。

電車もケガをすると早く走れなくなってしまうんだ。

○○くんも爪や髪の毛を切るときには電車みたいに動かないでいるんだよ」

 

③爪や髪を切る場面になったら次のことを伝えます。

「○○くん電車は、本当の電車みたいに動かずに修理することができるかな?」

こう伝えることによって子どもは電車の修理を思い出すことができ、動かずに爪や髪を切ることができるようになります。

 

 

▼体罰や口撃の少ない子育てをしましょう

ここまで子育ての様々な工夫について書いてきました。なぜこのようなやり方を薦めるのかというと、体罰や口撃の多い子育てをしてほしくないからです。

体罰は徐々にエスカレートしてしまうことがよく起こります。その理由は、子どもが叩かれることに慣れるようなるからです。そして叩かれ慣れてしまった子どもを従わせるために、それまでよりも強い体罰をするようになるからです。また、叩く際に親が怒っていると力のコントロールができなくなることも影響します。

体罰には以下のような様々な悪影響を子どもに及ぼします。

  • 攻撃性を高める
  • 将来のアルコール依存症の危険性を高める(アルコール依存症は仕事や学業をできなくさせる深刻な病気です)
  • 将来、自分のパートナーや子どもに暴力を振るうようになる
  • 激しい体罰によってPTSD(心的外傷後ストレス障害)になる

 

口撃とは言葉による激しい批判のことです。過度の口撃には次のような危険性があります。

  • 自分には価値がないと考えるようになる
  • 将来のうつ病の危険性を高める

このような悪影響のある体罰や口撃をしないための提案がここまでに述べてきたやり方です。体罰をする親は、自分自身も子どもの頃に体罰を受けて育ってきたという不幸があります。そのような自分自身の不幸を子どもの世代に伝えないために、新しいやり方に目を向けていただけたらと願っています。

体罰に関しては関心のある方は「体罰の被害および目撃とPTSDとの関連、長期的な影響について」をご覧ください専門的です。

 

 

▼まとめ 

  • 子どもが「好きなこと」と「やる必要があること」を上手に組み合わせることによって、子どもは取り組みやすくなります。
  • 電車を例にしましたが、他の題材を利用しても楽しく身辺自立の手助けができます。車、飛行機、動物、アニメのキャラクター、どんなものに置き換えても構いません。YOUTUBEで探せばいろいろな素材が見つかりますから探してみてください。

 

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