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個性を自立力にするために興味を広げるべし

個性を自立力にするための子育てや教育のやり方について発信しています。発達障害の成人向けの話題も発信してます。クエストスクール代表荒川の個人ブログ

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彼氏や夫がアスペルガーだと分かったときに知るべき22のポイント

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アスペルガーのパートナーのいる女性が知っておくべき22の心得

付き合っている彼氏や夫がアスペルガーだと分かったときに、女性はどのような問題についての備えをしておけば良いのでしょうか?一見「問題」に見える事柄を肯定的に捉えるための視点を提供してくれる「アスペルガーのパートナーのいる女性が知っておくべき22の心得」は一読の価値があります

▼障害ではなく長所と捉えるための視点

目次では、アスペルガーの男性と交際している女性がぶつかることの多い問題がリストアップされています。目次では「問題」として書かれていますが、どの章でもこの問題の「有効利用」の方法について書かれている点で優れた内容だと言えます。例えば1章「孤独あり」では、有効利用の視点が次のように提供されています。

「あなたには、まれなチャンスが与えられています。独身女性としての自立、自分のスペース、時間。好きなことに没頭することもできます。パートナーがいることで得られるたくさんの楽しみと同時に、自分の足でしっかりと立つ力も失わずにいられるのです。」

目次

1 孤独あり

2 人前での愛情表現は、おそらくなし

3 典型的なデートやロマンチックな期待は彼を緊張させるだけ

4 あなたの存在や二人の関係を当たり前に思って気にかけない

5 ベッドではあなたよりも消極的

6 コミュニケーションはいつだって難題

7 ショックあり

8 たいへんなときに、そばにいてくれない彼

9 気難しがり屋、あるいは短気。ささいなことに爆発することも

10 大学や仕事、その他のことも長続きしない恐れあり

11 長い間ふさぎこんだり、まったく無気力になる

12 彼を恥ずかしく思うとき

13 「あなたは利用されている」という家族や友だちの声

14 「彼はしょせん、男なのよ」という周囲の声

15 自分のための支援ネットワークをもつように。時々は外に出て、楽しむこと7

16 あなたが一人で何かしても気にせず、自分のすることにあなたを誘わない

17 彼の時間の感覚はあなたのとは違う

18 ソファで一人で眠りたがる彼。最初から、もしかするとこれから先も

19 行動は変えられても、彼自身を変えることはできない

20 あなたを愛しているのに、二人の関係を重視しているのに、結婚の約束はないことも…

21 ASであろうがなかろうが、男性との関係は七変化

22 彼が歩み寄ってくるなら、二人の関係はきっと良くなるはず

 

▼相手を知ることで心の疲労「カサンドラ愛情剥奪症候群」を予防できる

異性というものは自分が予想していない反応をするものです。これは異性と恋愛関係になれば誰でも体験します。異性であってさらにアスペルガー症候群が加わればなおさら、期待している反応が相手から返ってこないことが多く起こります

アスペルガー症候群には「心の理論」が機能しにくいという問題があります。心の理論が機能しないということによって、「空気を読む」ことができくなります。このような理由で、相手の女性が期待していることが分かりにくいという症状が現れるのです。

あまりにも女性が期待する反応が返ってこないことが続くと、女性にはカサンドラ愛情剥奪症候群と呼ばれる症状が現れることがあります。カサンドラ愛情剥奪症候群の症状は以下の通りです。うつ病と同じような症状だと考えてください。女性特有の症状も含まれます。

抑うつ症状(疲労、不眠、体重の減少や増加)、低い自尊心、自己喪失、混乱や困惑感、恐怖症、怒り、不安、外傷後ストレス反応、罪悪感、衰弱、月経前緊張症、筋痛性能髄膜炎症、免疫力の低下、偏頭痛 

カサンドラ愛情剥奪症候群が起こらないようにするためには、自分が付き合っている相手に対して期待する内容を変えることが大切です。相手に期待できることと期待できないことを区別することによって、剥奪される感覚を減らすことができます。何を期待でき、何を期待できないのかは本書を当たってください。

なお、自己愛性パーソナリティの傾向が強い男性と交際している場合でもカサンドラ愛情剥奪症候群が起こるかもしれません。女性に生じる症状は同じですが、男性の特性はまったく異なります。「DV(家庭内暴力)の加害者にはパーソナリティ障害の症状があるのか?」が参考になります。

 

 

 

 

 

もしかしたら、この本を彼に読んでもらって自己理解を深めてもらうというやり方もあるかもしれない。

 

 

 

 

▼障害ではなく長所としてのアスペルガー

アスペルガー症候群は障害だとされています。ですが同時に長所だとも考えている人もいます。例えばアスペルガー症候群の2つの障害、空気読めない、こだわりが強い、は次のように考えることができます。

  • 空気読めない→人とは違った所に視点を向けられる
  • こだわりが強い→探究心が旺盛である

自尊心を育てるために知っておきたいアスペルガーの29の能力ではさらに多くの長所が挙げられていますので参考にしてください。 

 

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