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個性を自立力にするために興味を広げるべし

個性を自立力にするための子育てや教育のやり方について発信しています。発達障害の成人向けの話題も発信してます。クエストスクール代表荒川の個人ブログ

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発達障害の子が順番に会話をするためにコミック会話で説明しよう

コミック会話 自閉症スペクトラム障害

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自閉症スペクトラムのある子は一方的にしゃべってしまうことがあります。ADHDの子は相手をさえぎってしゃべってしまうことがあります。どちらのケースも、会話に順番があることを理解する必要があります。会話の順番を見て理解するための手助けを、コミック会話を使ってやってみましょう。コミック会話とは、視覚的に理解することに長けている発達障がいの子どもや大人にとってとても役に立つコミュニケーションのやり方です。

 

話す順番について描いたコミック会話

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1ページにこのようなマンガを書き込みました。①と②のパートによって構成されています。

①:間違いの例。相手がしゃべっているときに、子ども(自分)がさえぎっている

②:正しい例。相手が話しているときは聞く。自分が話す時は相手が聞く。

マンガを見せながら以下の手順で「話すときにも順番がある」ことを説明していきます。

 

①:間違いの例。相手がしゃべっているときに、自分がさえぎっている

最初に会話の順番を守れていない例について説明します。

上段では最初に、子ども(左側)が「なんで?」と大人(右側)に質問しています。子どもが発言している吹き出しから矢印を出して、大人に耳を描くと、「話を聞いている」ということが視覚的に分かりやすくなります。

下段では大人が質問に応えようとしているときに、子どもが大人をさえぎって言葉を発しています。大人はさえぎられて悲しそうな顔をしています。子どもには以下のように説明します。

「○○君が『なんで?』と聞いてきたので、パパは答えようとしています。だけどそのときに○○君は、パパがしゃべっているときに自分もしゃべろうとしています。○○君が話す順番を守ってくれないのでパパは悲しくなっています。」

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②:正しい例。相手が話しているときは聞く。自分が話す時は相手が聞く。

②では会話の順番を守れている例について説明します。

上段では大人が発言し、それを子どもが聞いています。子どもの口の部分に×印を描いて、黙っていることを表しています。

下段では子どもが発言し、大人がそれを聞いています。上段と下段をあわせて順番を守って会話していることを表現します。順番が守られているので、大人も子どもも笑顔になっています。子どもには以下のように説明します。

「最初、○○君はパパが話しているときに口をふさいで聞いています。次に、○○君が話す順番です。○○君が話しているときはパパは口を閉じて話を聞いています。順番が守られると、二人ともうれしいです。」

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まとめ

このコミック会話では以下のことを伝えています。

  • 会話にも順番があります。

  • 順番が守られないと、相手は悲しくなります。逆に、順番が守られると、相手も自分もうれしくなります。

  • 会話の順番以外にも応用できます。「話しかけられた時には相手の話を聞く必要がある」ことを知らせる場合に、このように描いて伝えることができます↓。伝え方は「(×の方を見せながら)ママが話しかけている時に、○○君がどこかへ行ってしまうのは悲しい。(◯の方を見せながら)その場で話を聞いてくれるのは嬉しい」

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photo credit: Bindaas Madhavi via photopin cc