個性を自立力にするために興味を広げるべし

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早く済ませばたくさん遊べる!時間の概念を理解するためのコミック会話

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「時間を有効に使う」というのは子どもには難しい概念です。「時間を有効に使う」という発想をするためには、時間に量があること、時間はどんなときにも経過し続けること、を理解する必要があります。時間に関するややこしい説明を「見える会話」にして、簡単に理解できるようにしてみましょう。

 

 

▼遊ぶ時間と着替える時間の長さについて

うちの子は、着替えが退屈で仕方なくてダラダラと時間を浪費して、出かける時間になると「もっと遊びたかった!」と言って怒り出すというパターンがあります。以下はうちの4歳児が嫌いな着替えを「さっさとやり終える」ために考案した図解です。次のような全体像になっています。

①着替え開始は8時ちょうど、出かけるのは8時30分

②着替えが10分で終われば、遊ぶ時間は20分

③着替えが20分で終われば、遊ぶ時間は10分

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①着替え開始は8時ちょうど、出かけるのは8時30分

ここでは、着替え開始の時間(8時00分)から出発(8時30分)までに時計の長針が動く軌跡を説明しています。点線で囲まれている範囲が30分を表します。

子どもに対する説明:「長い針が12の所から着替えを始めます。おうちを出発するのは長い針が6の所になってからです。長い針が12から6まで動くのにかかる時間は30分です」

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②着替えが10分で終われば、遊ぶ時間は20分ある

②では絵をと数字を用いて時間の計算をします。30分のうち、着替え(シャツとズボンの絵)に10分かかったら、遊ぶ時間(電車の絵)は20分残っていることを表しています。時間を表す部分を赤く塗って視覚的に分かりやすくしてあります。

子どもにする説明:「もし、(数字の10とその上に描いてある時計を指しながら)着替えに10分かかったら、(数字の20とその上に描いてある時計を指しながら)遊ぶ時間は20分残っています。」

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③着替えに20分かかれば、遊ぶ時間は10分しかない

次に着替えに20分かかった場合について説明します。この場合だと、着替えに20分ですから、遊べる時間は10分になります。

子どもにする説明:「もし、(数字の20とその上に描いてある時計を指しながら)着替えに20分かかったら、(数字の10とその上に描いてある時計を指しながら)遊ぶ時間は10分残っています。

 

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④最後に②と③の遊べる時間を比べる

以上の説明の後に行う最後の説明では、②と③の着替える時間&遊べる時間を比べたときに、どっちの方がたくさん遊べるかを考えるようにうながします。比べるやり方は、数字を比べても良いですし、時計の赤く塗った部分の大きさを比べても構いません。

子どもへの説明:

「じゃあ、②と③の遊べる時間を比べてみましょう。どっちの方がたくさん遊べるでしょう?(答えを待つ)」

「たくさん遊べる方では、着替える時間は長いでしょうか、短いでしょうか?(答えを待つ)」

「(子どもが答えたら)ということは、早く着替えると、遊ぶ時間がたくさんあるということだね。」

 

以上の時間についての説明を行う前後を比べてみると、それまで10分〜30分かかって親子でモメながらしていた着替えが、3分程度で子どもが自分で行えるようになっています。 

 

 

アナログタイマーを普段から使う

日頃から色のついたアナログタイマーを使っていると、時間を視覚的に理解しやすくなります。以下の商品は、時間を赤い色の大きさで表してくれるタイマーです。日頃から使っておくと、「赤が大きいと、時間が長い」「赤が小さいと、時間が短い」ということを感覚的につかみやすくなります。 

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