個性を自立力にするために興味を広げるべし

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良い支援者を育て増やすよりも、支援用の人工知能を作る方が手っ取り早い気がする

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以下はただのSF好きの発想・想像として読んでください。発達障害の支援をしていると様々な点で難しさを感じます。その難しさというのは、

  1. どうやって十分な力のある支援者を育てるか
  2. 十分な力のある支援者をどうやって十分に食わせていくか
  3. どうやってお手頃な価格で、必要としている子どもや大人に提供するか

というものがパッと考えただけでもあります。このようなことを解決していくためには、ものすごく多くの時間とお金と労力と協力者が必要そうです。自分の力量を考えた時に、こんなことができるはずがないなぁ、と思うわけです。

であるならば、いっそのこと人工知能(AI)に利用可能な形の情報を蓄積していったほうがいいのではないか。そんなことも考えつつ、日々の仕事をしています。

 

 

人工知能の現在

最近、ネット上では人工知能が人類の終焉をもたらす、という内容の記事が出回っていました。

人工知能というものがどんなやり方で人類を終焉に導いてしまう恐れがあるのか、分かりやすく説明してくれているのがこちら。TEDの動画の文字起こしです。

 

記事によると、人工知能が人間の知能を超えるのは10〜30年先と言われているようです。意外と近い将来ですね。天才物理学者ホーキング博士は人工知能の発達に警鐘を鳴らしています。

 

上のTEDのスピーチで指摘されている人工知能が人類の脅威にならないために必要なのは、

  • 人間の価値観というものを全て伝えていくこと
  • 人間の価値観に沿った思考や行動をとっていくこと

が必要になることを示唆しています。

 

 

荒川の研究:親がどう関わると、子どもにどんな思考と感情が生じるか

人工知能に対して

  • 人間の価値観というものを全て伝えていくこと
  • 人間の価値観に沿った思考や行動をとっていくこと

が必要であることを確認しました。そして実は私がやっている研究はかなり役立つ点があると考えています。私が研究しているのは「親がどう関わると、子どもにどんな思考と感情が生じるか」。もう少しわかりやすくすると、「良い子育てのやり方と悪い子育てのやり方について」です。

良い悪いをどのようにして判断するかというと、うつ病のリスクを減らす子育ては良い子育て、うつ病のリスクを高める子育ては悪い子育て、と私の研究では定義しています。また、「ヘルシーアダルトモード」という心の良い状態を作り出すような関わりであることも良い子育ての定義となっています。

さらに、私の研究は親子以外の関係にも応用することができ、一般的な人同士の関わりにおいても重要な関わりを示していると考えています。

このような良い関わりと悪い関わりに関する情報を人工知能に対して教えることによって、人工知能が暴走するリスクを下げられるのでは、と考えているところです。

 

 

親の良い関わり、悪い関わりの例

私の研究には、以下のような親の関わりが定義されています。一例です。

 

悪い関わり(うつ病のリスクを高める関わり)

【親は完璧主義である】

これが悪い関わり(態度)の一例です。このような行動がある場合、「同じ目的が達せられて子どもに良い影響がある行動」に置き換えます。

基本的に子育てをやる時に親が考えることというのは、「この子がちゃんと育つように」です。ちゃんと育つという目的が最終的に達せられればいいので、どのやり方を選ぶかということに関しては実はいろいろな選択肢が考えられます。

 

良い関わり(うつ病のリスクを下げる関わり)

代わりとなる良い行動は以下のものです。

【親は子どもとの関わりの中で「楽しむこと」を大切にしている(ように見える)】

【親は普段、子どもに対して肯定的な言葉を掛けるようにしている。】

【子どもが必要とする時、親は適切な手助けや励ましをしている】

もともと完璧主義傾向の強い親御さんには、完璧主義な気持ちが出てくる場面でこのような行動・態度・思考をとってもらうことによって、子どもが日常生活で受けるプレッシャーが減ることになります。プレッシャーが減ると、子どものうつ病のリスクや不登校、家庭内暴力のようなリスクを下げやすくなります。

 

 

人工知能の有効利用:精神障害のカウンセリングに役立ちそう

精神科医やカウンセラーの全員が素晴らしい人格とスキルを備えていればよいのですが、残念ながらそうではない方がいらっしゃることも事実です。そう考えると人間よりも、正しく学習した人工知能の方が効果的な治療をしてくれる確率が高いのではないかと考えています。その理由は、

  1. 人間の精神科医&カウンセラーは自分が生きてきた数十年で蓄積された価値観にどうしても固執してしまうのに対し、人工知能は自分の価値観の重み付けをある程度柔軟に変更できる(たぶん)。
  2. 様々な手法を学習する速度が早い。
  3. 他の人工知能の情報と連結して、統計的に確率の高い手法をリアルタイムに選択してくれる。

などがパッと考えつきます。人間の先生たちは忙しいので新しい手法を学習する時間もないことが多いですしね。

人工知能精神科医&カウンセラーの課題点としては、患者さんが「人工知能なんかに人間の気持ちはわかるわけがない」という反発を持つ場合があることでしょうか。

 

 

身近な人工知能はSiriですかね。音声言語の聞き取りと分析能力がどんどん上がっているようです。

 

 

 

ちなみにiPhoneよりもiPod touchが私の最近のオススメ。2万円台で買えて、機能的に違うのは電話が使えないだけ。中高生の親御さんに強くオススメしたい。

 

通信はこういうモバイルルーター使うと月額3000円弱でスマホと同じようにiPod touchが使える。中高生はiPhoneを月7000円とかで使っちゃダメです。ホントに。パパもママもお金稼ぐの大変なんだから。

 

 

 

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