個性を自立力にするために興味を広げるべし

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ロボットを作りたいけどできない子は、ロボット作り以前の部分でつまづいていることがある

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人は、ものを学ぶ時に必ずつまづきます。つまずく原因は色いろあるのですが、ここではロボットを作りたいと思っている子が、やりたいと思いつつも作り始めるに至らない、というつまずきについて考えてみます。

 

ロボット作りをするために必要なステップ

ロボット作りをするために必要なステップは、

  1. 材料が何かを調べる
  2. 材料を実際に揃える
  3. 材料を順番に工作する

です。[1]は工作本にはリストアップされていることが多いので分かりやすいです。また、[3]の「順番に工作する」も工作本を眺めているとある程度はわかるのでイメージがつきやすいです。ですが、[2]は子どもにはかなり難しいケースがあって、そのために「全然できない」という状況が生じる場合があります。例えば、夏休みの自由研究となんかがそうです。

 

 

さらにステップを細かくする

上ではステップを3つに分けてみました。ですがこれだとうまくできない子がどうしても出てきます。「どうやって揃えるの?」という点を解決できないためです。そのような時に大人が考えるべきは、それぞれのステップをさらに細かく分けていくことです。材料を揃えるためには、

  1. 不足しているものが何かを調べる
  2. 不足しているものがどこで売っているのかを調べる
  3. 不足しているものを買いに行く

ことが必要となります。場合によっては、工作道具が必要であることが分かったは良いものの、高くて買えないようなこともあるでしょう。このような場合には、自宅にある工作道具でできるロボットを作るように、計画を変える必要もあります。材料を実際に揃えることは、かなり難しいことであることが分かります。子どもが中々着手できなくなってしまうこともうなずけるのではないでしょうか。

見逃しがちな「材料を実際に揃える力」は、工作を完成させるために欠かせない力なのです。そしてこのような、手順を考えるような力は発達障害の子は定型の子よりも弱い傾向があることが分かっています。

そうするとたとえば、レゴみたいに全部がパッケージになっているものは、手順を考えるのが苦手な子にも比較的やりやすいということになりますね。

 

 

 

 

 

まとめ

このように考えると、ロボット作りの本にはロボットの作り方が書いてあるのですが、「材料の揃え方」は書いてない場合があります。書いてないことなので、何でロボット作りを始めることができないのか、子ども本人にも周りの大人にもよくわからない、ということが起こり得ます。

従って、何かができない状況があった場合には、スタートからゴールまでの手順を丁寧に書きだして共有していくことが大切になります。最初のうちは、大人が一緒に書き出していって、必要な手助けをしていくことになるでしょう。慣れてきたら徐々に、自分で書き出すように促してみたり、揃えることを簡単なことから自分でやっていくようにしていくことによって、より自立的に活動できるようになっていきます。

 

 

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