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子どもを教育するチャンスは二つの反抗期の狭間にあり!問題がない状態に油断するべからず

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人の一般的な傾向として、嫌なことに対してよく反応する、というものがあります。子育てにおいても問題が多い時期にはいろいろと手を打とうとすることが多いですが、落ち着いてくると打つ手を緩めていくものです。

魔の二歳児と呼ばれる時期の反抗期が終わると、親としてはかなりホッとします(←自分もそう)。後は思春期の反抗期までは安心、と思って準備を怠っていると思春期に入った時に問題に対処しきれなくなってしまうこともあります。落ち着いている期間(狭間期間(はざまきかん))の重要性や、この期間に何をすると良いのか考えてみます。

 

 

狭間期間の重要性

反抗期の子ども(幼児も中高生も)は、親の言うことと反対のことをしたり、強い反発をしたりします。これは発達としては正常なことで、反発することを通して、親と自分は異なった人間であることを確認していくプロセスであると考えることができます。

反抗期(幼児も中高生も)に必要な親の態度としては、やってはいけないこと(※)を毅然とかつ、平和的に制しながら対応していく必要があります。また、それ以外のことについては尊重してく態度が求められます。
※暴力、暴言、などの他者の権利を脅かすこと。大人になった時にやったら犯罪とみなされること。

親が子どもの反抗期に過度に押さえつけたり、尊重しないようなことがあると、自分自身の好みや価値観というものを作っていくことが難しくなってしまい、何をやるにも自分では決められないような状態になってしまう恐れもあります。つまり「自立」とは逆の状態になってしまうわけです。

このことを踏まえた時に、中高生の反抗期に備えた狭間期間にすべきことは、

  1. 親子の間に基本的な信頼関係を作る(最重要)
  2. 子どもを後押しするやり方、制限するやり方を作っておく

ことが大切になると考えています。

 

 

1:親子の間に基本的な信頼関係を作る

反抗期の子どもが過度の反発をしないで済むようにするには、それまでの親子の心のつながりが重要になります。そのためにオススメしたいのは、「色々なことを一緒に楽しむこと」です。

親が子どもと一緒に楽しむためには、子どもの興味のあり方をよく理解する必要があります。例えばマインクラフトの面白さは親にはわかりにくいと言われます。何が面白いのか理解するように努力してみるというのも手の一つです。ちなみに私の理解ではマインクラフトは「画面上で行うレゴ」です。レゴの面白さはもともと私が知っているので、自分の楽しいことに惹きつけて理解してみることが役に立ちました。

もし仮にマインクラフトの面白さがわからなかったとしても、「君が楽しんでいることは、私にも嬉しいことだ」ということを伝えてあげると、子どもは「分かってくれてるな」という感触を得ることができて良いと思います。逆に「何が楽しいのかわからない」という表現だけだと、子どもに「分かってもらえてない」と解釈されて信頼関係を損なう方向に働いてしまう恐れがあるので注意しましょう。

親子で一緒に楽しむためのステップとしては、

  1. まずは子ども自身が楽しむこと
  2. 子どもだけでなく親も楽しみを共有できるように、徐々に修正していくこと

となるでしょう。

楽しむために大人に必要な基本的な考え方の参考になるのが以下の記事です。

 

 

2:子どもを後押しするやり方、制限するやり方を作っておく

後押しするやり方、制限するやり方としてオススメなのはお小遣いプログラムというもので、トークンエコノミーという心理学の手法を応用したものです。詳細はいかに説明されています。

お小遣いプログラムは、親御さんに次のようなニーズがある場合に利用すると良いです。

  1. 子どもの困った部分をこうして欲しい
  2. 家の中のお手伝いをやって自立する力を育てて欲しい
  3. 子どもにこんなことことにチャレンジして欲しい

このようなニーズがある場合に、具体的な目標を設定して、それができたごとにお小遣いを渡してあげるというやり方です。

ここで重要なのは「親子の間に基本的な信頼関係を作るために、楽しみながらやる」ことです。逆の言い方をすると、お小遣いプログラムの中で設定する目標が適切でない場合に、信頼関係を損なったり、楽しめない、という状況になることがあります。目的はあくまで親子の間に基本的な信頼関係を作るために、楽しみながらやる」のを後押しすることです。

親子関係を楽しみながら、必要な力を育てていくやり方の例としては、以下の本が参考になるかもしれません。

 

 

 

まとめ

  • 親子の信頼関係は財産です
  • その財産があることによって、困難な時期を一緒に乗り越えていくことができます
  • 信頼関係を作るためには、一緒に何かを楽しむことが大切です

 

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