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発達障害における「ゆるめる力」の重要性がわかってきた:体の作り方・ゆるめ方の専門家栗本啓司氏の実演は良かった

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花風社という発達障害関連の書籍をたくさん出している出版社の講演に行ってきました。そこで登壇された体の作り方・ゆるめ方の専門家栗本啓司氏のお話と、私が最近考えていた内容がカチッとハマったのでメモっときます。

 

 

「ゆるめる力」も力である

「ゆるめる」というのは力を抜くことなので、これを力というのは逆説的ですが、抜くのにもコツがあるので力という表現にしてあります。

身体は、力を入れることと緩めることの両方ができて初めて十分な機能を果たすことができる。しかし、発達障害のある方の場合は力を入れすぎてしまったり、ゆるめることができなかったり、逆にまったく力が入らないケースがある。つまり、筋肉の伸縮についても偏り、極端さがあると言える。

↑の本の表紙の右側の棒人間は緊張が高い人の姿勢。左側は緊張が緩んだ人の姿勢。右側の人を左側にするために、いかにして「ゆるめる力」を養うか。その部分が栗本氏のお話と実演のテーマの一つでした。

力の抜き方としては、両手を前に出して手首をブラブラさせたり、それでもダメなら手首から先をお湯で温めるという簡単なものなのです。簡単なことなのですが、このようにして体の一部の筋肉や関節の緊張を緩めることによって、「頭の働き方が柔軟な方向に変化する」というのがお話の重要なポイントでした。

私も仕事柄、PCを使って体が固くなるのですが、最近は自分で姿勢を調節したり、凝った筋肉の力の抜き方のコツがわかってきて体が楽になっている感覚があります。 そして自分以外の人に「力の抜き方」をどう教えたら良いのか?が課題になっていたので、タイムリーな話題でした。

 

 

お風呂に入ると、口が軽くなるという子

私が知っているお子さんに、普段はかなり緊張が強く、なかなか考えを口にだすことができにくいお子さんがいます。ですが、お風呂に入って温まると、普段よりも、考えていることが言葉にしやすくなるといいます。私の仮説としては、お風呂の「何か」がその子に作用して、考えていることを口にだすことの抵抗感が減る、ことがあるのかもしれないと考えていました。そして、その子に作用している「何か」がもしかしたら

【体が温まる→緊張がゆるむ→口が軽くなる】

という要因なのかもしれません(これから検証)。

そして、お風呂に入った時のような身体のゆるみを日常でも作ることができるようになれば、もしかしたら普段から言いたいことを言いやすくなる可能性があります。それで、日常で身体をゆるめる状態をどうやって作るかというのが、栗本氏の講演とこちらの本の趣旨でした。やっと自分の中で色々なものがつながった。

 

 

調べれば、体の緊張感の変化と思考の変化の関連についての研究というのが見つかる気がします(筋弛緩法、Muscle relaxationみたいなワード?)。筋肉の緊張と、心の緊張の関係性をもう少し数値的に表したものがあるといろいろな人に勧めやすくなるので、しばらく論文を漁ってみようと思ってます。大きな収穫でした。栗本さん、花風社の浅見さん、ありがとうございました。

 

 

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