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個性を自立力にするために興味を広げるべし

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いつまでやってるの(怒)!子どもが遊びを切り上げるために予告が役に立つ!

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子どもに遊びを切り上げさせるのは一苦労です。「おしまいにするよー」と言っても「やだ、もう少しー」。しばらくしてもう一度「おしまいにするよー」と言うとまた「もう少しー」。これが繰り返されて「いつまでやってるの!」と怒り心頭になる親御さんもいらっしゃることでしょう。今回は遊びを機嫌良く終わりにするための「予告」の仕方について説明します。

 

▼誰でも「きりがいい所」までやりたい

どんな人でも、何かをやっているときに中断させられるのは嫌なものです。もし何かをしているときに声をかけられたら「これが終わるまでちょっと待って」と言うことがあるでしょう。多くの大人は自然と、自分にとっての「切りのいい所」を理解しているので、このようなやり方で上手に自分が機嫌良く入られるようにしています。

しかし、子どもは大人のように「自分で切りのいい所を考える」ことができません。ですから、大人が子どもが見通しを持てるように手助けをする必要があるのです。子どもが切りのいい所で終わらせられるためにこんなことができます。

  1. 切りのいい所を提案する
  2. タイマーを使う

 

①切りのいい所を提案する

プレラールで線路を作っているときの例(画像↓)で考えてみましょう。

左側の画像は線路がつながっていないところがあります。ですから子どもが遊ぶのをやめるには「切りが悪い」状況です。一方、右側の画像は線路がつながっています。子どもにとって「切りが良い」状況です。

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では、この状況でどんなふうに伝えたら良いでしょう?例えばこんな伝え方があります。

「この線路がつながったら、遊ぶのをやめて、○○をしようね。お約束ね。(この時に「約束」という言葉を使っておくと、あとで役立ちます。)

この方法はプラレール以外でももちろん使うことができます。ブロックなら「ここまで作ったら、○○をしようね」。ゲームなら「あと何回□□したら終わりにしようね」。おにごっこなら「あと◯回おにが変わったら帰ろうね」。そんな伝え方ができるでしょう。決めるときには、親と子どもの両方が納得できるように話し合って決めるようにすることが大切です。

 

②タイマーを使う

次の手順でやってみましょう。

「タイマーが鳴ったら、遊ぶのをやめて○○をしようね。お約束ね。(この時に「約束」という言葉を使っておくと、あとで役立ちます。)

と子どもに伝える。必ず、タイマーが鳴ったあとに何をするのかを伝えることが大切です。これを伝えておかないと何をすればいいのかわからず、結局また遊びだしてしまうこともあります。

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タイマーをセットします。(画像は、時間の長さが赤い色の大きさで分かるようになっているタイマーです。時間の理解ができない小さな子どもでも、使っているうちに徐々に赤の大きさが大きいほど時間が長くなることを理解できるようになっていきます。)

音が鳴ったら「じゃあ、○○をしましょう」と子どもに伝えます。

これも、親と子どもの両方が納得できるように話し合って決めるようにすることが大切です。 

 

▼それでもやめない時は

「切りがいいところ決める」「タイマーを使う」どちらも共通して約束を交わすことをしました

親「○○まで遊んでいいよ。そこまででおしまいだよ。お約束ね。」

子「わかったー」

ですが、子どもがいつまでも遊んでいる(つまり約束を守らない)状況になることがあります。

 

もし、自分が約束を守らなかったら相手はどんな気持ちになるでしょうか?約束を破られた相手の人は、悲しい気分や怒った気分になるでしょう。子どもは自分が約束を破ったとき(この場合は遊びをやめないとき)に、相手がどんな気持ちになるのか想像することがまだ難しいことがあります。ですから、約束を守ってもらえない親御さんがどんな 気持ちになっているか伝えることによって、相手の気持を知る機会を得ることができます。そして子どもは相手の気持を知ることによって、遊びを切り上げることができやすくなる場合があります。

 

約束の回数を終えても続けている場合に伝えること

伝えることは以下の3つです。

  1. 「約束を破られるのはママは悲しい」
  2. 「あなたは約束を破られたらどんな気持ち?」
  3. 「あなたが約束を守らないなら、ママも約束を守らなくなるかもしれない」

この説明だけだとイメージが湧かないので友達とすべり台で遊んでいる状況を例にすると、、、


母「あと何回すべり台をすべったらお終いにするか決めよう。あと何回すべろうか?」
子「あと10回」
母「わかった。じゃあ、あと10回すべったらお家に帰る約束だよ。」(始める前に必ず約束をする)
子(のぼってはすべるを繰り返す)
母「今、何回目?」(時々回数を確認する)
子「今、5回ー」



母「10回になったね。じゃあ帰ろう」
子「やだー。まだやるー」(約束の回数をやってもまだすべっている)
母「ねぇ○○ちゃん、10回やったらお家に帰るって約束したよね。○○ちゃんに約束やぶられるのはママは悲しいです。もし○○ちゃんは約束を破られたらどんな気持ち?」
子「悲しい」
母「そうだよね。ママも○○ちゃんが約束守ってくれないのは悲しい。もし○○ちゃんが約束やぶるんだったら、ママも約束破るようになっちゃうかもしれないよ。それはイヤでしょ?」
子「うんイヤだ。帰ろう」

 

実際にやってみると、こんな感じで会話が進行することが多いです。

基本的に子どもに伝えたいことは「約束を守ることは大切だ」ということです。「遊ぶのをやめて、いつ帰るか」というささいなことにも約束があり、約束を破れば相手(親)はイヤな気持ちになります。このようにして約束の大切さ知ることや、他者の気持ちを想像することについて、子どもに機会を与えることができます。

 

まとめ

  • 子どもの遊びを気持よく終わらせるために、「切りの良い所を提案する」「タイマーを使う」をやってみましょう。
  • 「切りの良い所を提案する」「タイマーを使う」ときには必ず、「○○になったらおしまいね。約束だよ。」と約束する。
  • 子どもが遊びをやめない時は、「約束を守ってもらえないのは悲しい」「約束を破られたらどんな気持ち?」「あなたが約束を守らないなら、ママも約束を守らなくなるかもしれない」と伝えて、子どもの反応を待ちましょう。

 

 

 

 

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