アスペルガーの女の子への認知行動療法の効果
要約の意訳
この調査は、アスペルガー症候群と診断されている7歳の女の子へのカウンセリングに関するものです。この女の子には強迫性障害もあります。(中略)。カウンセリングをはじめて6ヶ月たつと、強迫的な面がかなり改善されました。論文の本文では、この女の子のように2つの障害を持っている子の、症状の現れ方やアセスメント方法、治療方法について説明しています。
※自閉症スペクトラム障害(ASD)には似ている表現が多数あります。自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害などがあります。
▼荒川コメント
アスペルガー症候群の人は強迫性障害の傾向を持つケースが多いようです。そのような人に対してどのような治療を提供できるのかについて明らかにしたのがこの研究です。現在の日本では、まだまだカウンセリングが疎遠なもののようです。どうすればカウンセリングを普及することができるのでしょうか?
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