iPhoneの通信費だけは半額になった。しかし端末代は残っているという複雑さ。親御さんも大変…。
私の仕事の仕方がいわゆるノマド(遊牧民的)なこともあって、場所を移動しながら電話もネットもたくさん使います。仕事でたくさん使う人にとっては、通信が命綱なんだけど、費用が高いし、「今月はあと何ギガ残ってる」とか計算しながら仕事するのが嫌になります。そこで、とにかく調べまくってみました。通信費を下げるためのの戦いは、通信会社の契約システムの複雑さとの戦いなんだと思い知りました。。。疲れた。
お子さんのケータイ代を安くするためにも役立つと思いますのでご覧ください。
格安SIMが使える通信会社について調べた(ドコモ、AU、ソフトバンク)
格安SIMという言葉だけ聞いたことがありました。ときどきFacebookとかのタイムラインに流れてきます。iPhoneの中に入っている小さいカードを新しく入れ替えると、通信費が安くなるという。
でもなんだか難しそう。調べてみたら、実際に難しかった。何が難しいかというと、同じiPhoneでも、ドコモのiPhoneと、AUのiPhoneと、ソフトバンクのiPhoneは、少しずつ設定が違っているんです。その結果、格安SIMがドコモのiPhoneには使えるけど、AUのiPhoneには使えないみたいな、ワケワカなことが起こっています。
- ドコモのiPhoneはほとんどの格安SIMが使える:
楽天モバイル、U-Mobile、MINEO、など - AUのiPhoneでも使える格安SIMは2社のみ(2015年9月時点):
U-Mobile、MINEO - ソフトバンクのiPhoneに使える格安SIMは無いらしい(2015年9月時点):
- 「SIMフリー」と呼ばれるiPhoneだったらどんなSIMでも使える。(Appleのオンラインストアとかで買える)
こういうことが分かるようにまとまっている情報がないというのがまた辛い。わからない人にはスタートラインに立つことがもう難しいです。
モバイルルーター(持ち運びできる無線LAN)を契約すると、iPod touchがiPhoneみたいに使える
モバイルルーターというものは、持ち運びできる無線LANみたいなものです。無線LANを持ち運びできるということは、自宅の中でしか使えなかったiPadやノートパソコンを外でも使えることになります。
中高生にオススメと思ったのは、iPod touch(電話回線での通話機能がないiPhone)とモバイルルーターを持つことです。これならモバイルルーターの使用料が2000〜3000円程度なので、iPhoneの使用料6000円以上と比較すると半額くらいになります。iPod touchは25000円位。この通信費と端末代だったら、まだ納得できる価格ですな。
モバイルルーターはYahoo! WiFiなどがあります。2015年9月26日現在、3000円弱で利用できるようです。他にも探すと色々見つかります。選ぶのが大変ですが。
障害者手帳を持っていると、手続きの翌月から解約料が4分の1になる
いろいろ調べてみると、障害者手帳を持っている人にはいくつか特典があることが分かりました。通信会社によって名称が違ってて、検索するのも大変でした。
- ドコモ:ハーティ割引
- AU:スマイルハート割引
- ソフトバンク:ハートフレンド割引
基本使用料が安くなる
私の場合は0〜300円位と微々たるものでした。プランによって異なると思います。
解約の違約金が安くなる
通常1万円位かかる違約金が3000円になります。
障害者割を適用できるのは端末1台のみ
元々ケータイを2台持っているので両方に適用して両方解約しようと思ったら、1台だけにしか障害者割引を適用できないようでした。恐らく一人一割引きということで、親子で障害者手帳を持っているような場合には2つ分の適用になるのでは(やろうと思っている方は確認してみてください)。